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『 のえさんの言葉、すごい刺さる 』
胸に手を当てぎゅっと拳に力を込める。
『 私、大事なこと忘れてました。
認めてもらいたくて、ここまでやってきたんやもん。 』
『 こんなことで落ち込んでる場合ちゃいますよね 』
Aは、何かが吹っ切れたように笑ってくれた。
こんな風に笑ってくれるなら、いつでもそばにいてあげたい。
そんなこと、叶わない願いだけど。
『 のえさん!ここもっかい見てもらっていいですか?』
川「 張り切りすぎ笑 いいよ、やってみて 」
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約1時間半、Aとアクロバットを練習した。
随分と綺麗にできるようになった。
『 みんなびっくりするやろうなぁ 』
Snow Manのみんなに自慢したくてたまらないみたい。
深澤くんとか、めちゃめちゃ褒めまくるんだろうな。
『 のえさん、今日はいろいろと、ありがとうございました 』
川「 いいんだよ、いつでもおいで 」
初めて会った時よりも、どんどん強く、美しくなっていくA。
川「 デビュー、かぁ、、」
Aが帰って、1人になった稽古場で呟く。
いつの間にか、追い抜かされてた。
だけどAは遠くに行くわけじゃない。
きっと、先の道で待ってくれてるはずだから。
風を背に受けよう
もっと早く、前に進めるように。
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non. - みくさん» コメントありがとうございます!作者、丈くんにデレ期で。気合入れてしまいました笑 (2020年1月20日 23時) (レス) id: dd61c5edd7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ヤバすぎ!丈くんカッコよすぎ! (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non. | 作成日時:2020年1月16日 21時