今夜、激甘注意報 【鬼滅の刃】【短編集】

無一郎君と。 ページ4

リクエストありがとうございます！

疲れた＼(^o^)／さんからいただきました！

「無一郎君から」

貴方は柱です。

ーーーーーー
貴方side
今日は、無一郎君と任務だった。


「！！！！？？」

無一郎「？？！！A！！」


夜の任務の最中。


山の中だったので私は、うっかりと足を滑らせて、前のめりに倒れる。

受け身を取ろうとしたが、さっきまでなかった何かが地面にある。



黒い穴…………？？？



それに吸い込まれるように私は、落ちていく。
怖くてぎゅっと目を瞑る。









無一郎「ーー………A？」

「……？？」

頭上から無一郎君の声が聞こえる。

そっと目を開けると視界には隊服のボタンが入る。


それも、ドアップで。


そして無一郎君のサラサラの髪。
白い肌。


無一郎「A？どいてほしいんだけど。」

「！！ごめん！！」

と、言って顔を上げると目の前に無一郎君の整端な顔がある。



こちらもドアップで。



視線が絡み合う。


緑のような吸い込まれる宝石のような目に私が写っている。


綺麗………

ドキドキと高鳴る胸。


すると、コテンっと首を傾げて、

無一郎「大丈夫？」

「！はいっ！大丈夫です！」

と、勢いよく返事をした。

バッと離れて、呼吸と心臓を整える。

可愛い……可愛かった……

何あの可愛いせーぶつ……


無一郎「A？大丈夫？頭打ってない?」

「！はっはい！大丈夫ですよ！！」

無一郎「ならいいけど……」

と、キョロキョロしている。

「……無一郎君が下敷きになってくれたんだ……」

無一郎「うん。Aは、女の子だし大事にしないと。」


こいつ……こんなやつだったのか？？

妙に心臓が早くなってるのは放っておこう…


私も周りを見渡す。
目が覚めるほど白い部屋。

すると無一郎君が少し歩き何かを拾い上げた。


私も覗き込む。


「壁ドンしないと出られない部屋………？？」


壁ドンって今流行ってる……例のあれか、？

無一郎「……やろっか。」

「？！ガチかよ？！」

反射的に叫んだ。

無一郎「だって早く出たいし。」


だって壁ドンって滅茶苦茶顔が近くなるってみつりんちょが言ってた。


男の人に多少は慣れてるけど経験なんてない私がそんな……

考えただけで無理！！！


ジリっと詰め寄ってくる。

私は足を後ろにずらす。

無一郎君が一歩詰め寄るたびに私は一歩弾かれたように後ろに下がる。

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