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義勇さん、 ページ13

「海を眺める。」

柱です。付き合ってません。

ーーーーーー
貴方side


今回は、義勇さんと合同任務だった。


たくさんの鬼が居て、朝方まで時間がかかってしまった。


2人きりの帰り道に海の目の前を通る。


朝の日の光を体いっぱいに浴びながら。



ザザーン………ザザーン………



と、海の波が押しては引いてはを繰り返す。


義勇さんは、あまり喋らないし、あまり会話もしたことない。

ただ、深い海の様な目が綺麗だな、くらいだった。


少し前を歩く義勇さんを見る。

義勇「怪我はないか」

「あっはい…、大丈夫です。」

会話終了。楽なんだけどね。

あっそうだ。前から気になってたことを……

「あの、水の上って歩けます?」

義勇「?…………いや、歩けない。」

「水の呼吸を使っているのでてっきり歩けるかと…」

義勇「水の呼吸をなんだと思ってるんだ」


それもそうだな…


義勇「そういうお前は海の呼吸を使うから、歩けるんだろうな」

「まぁ少し?」

義勇「…やってくれ。見たい。」

振り返って、私を深い海の色の目で捉えた。

「できるか分かりませんよ。」

義勇「それでもいい。やってくれ。」

私は羽織りと刀、ブーツを脱いで、波打ち際に近づく。


冷たい。ヒヤッとしている。


深呼吸をして、「海の呼吸ー…」と頭の中で唱える。


フッと体が軽くなったのを感じた。


目を閉じて足に全集中。


こういうと時は、向かう方向に


誰か、


大切な人とか

大好きな人とか

思い浮かべるといいらしい。

私は特にいないので「海といったら、」義勇さんが思いついた。


あのー…目が。


スッと目を開けて一歩を踏み出す。

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みくる໒꒱ - すごい面白いです!特に無一郎くんのお家でぇとが好みにドストライクでした、、🤍リク失礼しますっ!錆兎くんのお話し読みたいです!もし良ければお願いします🫶🏻❤️‍🔥 (1月25日 14時) (レス) @page33 id: 315a2a274d (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - リクエストで、玄弥お願いします! (2021年1月12日 23時) (レス) id: ab72577554 (このIDを非表示/違反報告)
狼犬 - リクエストです!φ(^Д^ )遅いかも知れないんですが、無一郎くんと結婚してラブラブしているのを見てみたいです!あったらすみませんでした!m(_ _)m (2021年1月2日 23時) (レス) id: 9d56067a81 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リクエストで主人公が鬼かして泣きなから刀を刺そうとしてやめたらお願いします別々で義勇さんと風柱お願いします (2020年9月23日 3時) (レス) id: 11bfd4eba2 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストしていーですか!!しますね!!(答えてない もうあるけど、善逸のが見たい…!!設定とかは作者さんに任せます!前の話を踏まえてでもいーし… とりまお願いしもす(( (2020年9月22日 22時) (レス) id: b0074abe1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:この作品の作者 | 作成日時:2020年9月12日 21時

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