今夜、激甘注意報 【鬼滅の刃】【短編集】

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貴方side

少々、私達は、時間が止まったように静寂の時間が、訪れる。


先に沈黙を破ったのは伊黒さん。


伊黒「壁ドンって……あれか。」

「あれって言われても……」

伊黒「実践したほうが早いな。……壁によれ。」

「！！待って！心の準備が！！」

伊黒「一生ここにいるのか？」

「それはーー………」

伊黒「一瞬だ。じゃぁ決心がついたら、自分の意志で壁によれ。」

「はっはい…！」








深呼吸をした。一歩を踏み出す。


心臓をバクバクさせながら。


おい。やばいぞ。心臓が壊れそう。無参と会った時よりすごいと思う。会ったこと無いけど。

とにかくすごいのだ。伝わってくれ。

「いいですよ…………。」

伊黒「分かった。」

スタスタとこちらに歩み寄ってくる。なんで、そんなにすんなりと行けるの？！

目の前まで来た時に、バチッと視線が合って心臓がなんかもうわかんない。


とりま壊れそうなのだ。


左右で違う色の目が私を捉えている。

「……顔赤い……」

伊黒「うっうるさいぞ！やるぞ！」

「えっまっ！！？」

とんっと音が耳元で聞こえて一瞬で体中が熱くなったのが自分でも分かった。


すぐガチャと音が鳴って、扉が開いたのが分かった。


でも離してくれなくて。


「あっあの……」

伊黒「わかってる。」

「っ……心臓が……」

伊黒「そんなにかわいい顔をするな。」


えーーーーーー…………





チュッと軽い音が




部屋に響いた。








今夜、激甘注意報発動ーー……
ーーーーーーー
リクエストありがとうございます。
今回ちょっと、変になっちゃった。
まぁいつも変なんですけど(笑)

義勇さん、→←伊黒さんが。

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