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56,エマの誘い ページ6

エマ「はじめまして!」

A「はじめまして」

エマ「今日は来てくれてありがとうございます!」

A「こちらこそ、お誘いありがとうございます」

エマ「…あっ、敬語じゃなくて大丈夫ですよ。
Aさんの方が歳上ですし…
フランクな感じでお話したいです」

碧井「そういうエマちゃんは敬語だよね」

エマ「私はこういうキャラなので」

…確かに、エマちゃんは敬語を使っていても
敬語感を全く感じない。

A「ふふ、じゃあそうさせて貰うね」

エマ「はい!」



今日はエマちゃんの頼みで
俺とAちゃんとエマちゃん3人でカフェに来ている。

というのも…

エマ「碧井さんから、
Aさんはめちゃくちゃ歌が上手だと聞きました」

A「…照れるな。話盛ってない?」

碧井「盛ってないよ」

エマ「是非!私の主催するライブで歌って頂きたいです!」

A「うーん…予め碧井くんから話は聞いていたけど…
やっぱりちょっと恥ずかしいというか…私なんかで大丈夫?」

エマ「心配いりませんよ!
ライブといっても趣味の集まりみたいなもんですから」

彼女の歌声についてエマちゃんに話したところ
ライブ出演のお誘いをしたいので
俺に仲介役をしてほしいと頼まれた。

彼女は悩みながらも、話だけなら…と言ってくれた。

そして、今に至る。

碧井「ライブ、結構楽しいよ。
不安が大きいのは一番最初だけだと思う」

A「そっかぁ…。まぁ、歌うのは好きだし
興味はあるんだけど…まさか自分がステージに立つとは…」

エマ「不安でしたら、
まずは碧井さんとコラボというのはどうでしょうか?」

A「え」

碧井「確かに、それもアリかも」

A「いいの?」

碧井「うん。俺が演奏して
Aちゃんが歌うって事だよね?楽しそうだと思う」

エマ「どうでしょうか!?」

A「楽しそう…」

碧井「ふふ、そうでしょ?」

A「じゃあ…自信無いけど、一回だけ…」

エマ「一回だけですか…!?」

A「その後の事は、
一度やってみてから考えてもいい?」

エマ「そういう事なら!大丈夫です!」

碧井「ありがとう。頑張ろうね」

A「うん!」

エマ「私からもありがとうございます!」

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設定タグ:オリジナル , 男主人公 , 片想い   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:麦兎 | 作成日時:2021年10月21日 0時

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