【prsk】キミ色のセ カ イにて。【短編集】

▽？　フリーズした人　瑞希 ページ4

一目惚れだった。
こんなカワイイ人、いるんだ…って。
__________

『杏ー？今日の放課後なんだけどさー…って…』

誰だろう、あの子。よく杏のクラスに行くけど見たことがない子だった。

___カワイイ。

思わずその子を見て固まってしまう。

「あ、A！！ちょっと待っててー！」

「え、なになに〜、あの子、杏の彼女〜？」

「違うよ〜！！友達！全く、瑞希ってば…！」

「あはは〜、冗談だって！！」

…瑞希って言うのか…仲良く、なりたいな。

「…？A？大丈夫？」

「Aちゃーん？お〜い？」

二人に呼びかけられてハッとする。…え、二人…？杏の隣には瑞希ちゃんもいた。

『あ、ごめん…ぼーっとしてた…えっと…瑞希ちゃん？で合ってるかな…？』

「そうだよ〜、暁山瑞希っていうよ〜！」

『私は杏の友人のAAです。よろしくね。』

「あ、A、瑞希がよく言ってた気が合う子だからね！」

よく杏から聞くけど詳しく知らなかったから会えてよかった…！

『あ、そうなの…？！』

「…ん？ってことは…もしかして杏がよく言ってるAちゃん…？」

その後も話は盛り上がった。

「…あれ、Aはなんのために来たの…？」

ふと、杏が聞いていた。

『…なんだっけ…？？あれ…？』

思い出せない…！！！

「忘れたってことは、そこまで大事な用じゃなかったのかもよ？」

『そうかも…でも、本当になんだっけ…？』

…まぁ、瑞希ちゃんと会えたし…いいか…
__________
続きます。

▽？　フリーズされた人　瑞希→←モーニングルーティーン　司

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