▽ ニコニコわんだほい！な1日 えむ ページ1
「あ！Aちゃん！」
朝、学校の校門の前に行くと、後ろから私を呼ぶ声がした。
『あ、えむちゃん！』
振り返って返事をする。
彼女の名は鳳えむ…そう、あのフェニランを経営するあの鳳財閥の、えむちゃんだ。
「Aちゃん！おはよう！！」
『ふふっ、えむちゃんは朝から元気だね…！えむちゃんを見ていたらなんだか、元気を貰えたよ…！』
今日もえむちゃんは元気だ。私はえむちゃんに会うたびに心がホカホカして、元気をもらえる。
「そう？ならよかった！！」
今だって、とっても素敵な笑顔を見せる。なんだか、彼女の周りに星が出ているような気がする。
「そうそう！あのね、昨日ショーの練習をしてたらね___」
昨日の練習であったことを楽しそうに話してくれる。楽しそうだ。
特に、るいさん…？とつかささんの話はいつ聞いても面白い。ねねさん…は、ちょっと大変そうだな…と、思ったり。
いいな、私もそのショー、見に行ってみたい…
『ねぇ、えむちゃん。』
「なぁに？Aちゃん！」
『私も、えむちゃん達のショー、見てみたいな！』
「…！行こう！！一緒に遊びに行こうよ！Aちゃん！！」
…なんだか、デートみたいだな、なんて。
『うん、行こうか！…うーん、何日にする？』
「あたしは来週だったらいつでも空いてるよ！！」
『じゃあ、日曜は？』
「分かった！何時から遊ぶ？」
『うーん…1時から遊んで…その後、ちょっと買い物しない？』
「いいね！そうしよう！！」
そんな、遊ぶ約束をしていたらいつの間にか教室前。残念ながら私とえむちゃんはクラスが違う。
『じゃあね、えむちゃん。お昼、一緒に食べようね。』
「うん！またね！Aちゃん！！…日曜日、楽しみだなぁ〜！！」
私は隣のクラスに入るえむちゃんの姿を見送ってから自分のクラスに入る。
ルンルンスキップをしながらクラスに入っていくえむちゃん。今日も明るく、元気だ。
ふとしたときに好きを実感する。でも、叶うはずがない。
それならば…
____________
Aちゃんと、日曜日にデートだ…！楽しみわんだほい！
今日、お昼一緒に食べるんだよね…えへへ、嬉しいな…！
「えむちゃん、なんだか嬉しそうだね。」
「穂波ちゃん！あのね___」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めろん(プロフ) - うさぎ飼いさん» すごい好きです…！読んでる時はわ〜(*´ω｀*)となりました！ありがとうございました〜っ！！ (2022年10月17日 22時) (
レス) @page11 id: 47d1a03287 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ飼い(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます。いいね！ってことですかね…？嬉しいです！ありがとうございます〜！ (2022年10月12日 20時) (レス) id: 5f314245cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 😎👍 (2022年10月11日 21時) (レス) id: 6868ad981d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ飼い(プロフ) - めろんさん» 遅くなってしまってすみません…完成しました！なにか違うなどがありましたら言ってください。書き直します。 (2022年10月9日 10時) (レス) @page10 id: 5f314245cf (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ飼い(プロフ) - めろんさん» リクエストありがとうございます…！！書きますので、少々お待ち下さい！！お楽しみに…！ (2022年9月17日 21時) (レス) id: 5f314245cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
