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ゾロ『なぁA。せっかく再会できたんだがよ。
どうやら積もる話はお預けみたいだぜ?』
A「ありゃりゃ。まだいたのかぁ。」
続々と集まり始めるおそらくさっきノシた若者の仲間たち。
A「さっきより少しは骨のある子がいそうだ。ここは正攻法が原則??」
ゾロ『1匹でも残りゃ何しても構わねぇよ。後ろ頼んだぜ!』
A「あははっ!へいへい。お任せあれ。」
、
、
ウゥ〜……ピーポーピーポー……
『先輩!!1人で何やってんすか!!危ないでしょ!!』
ゾロ『1人じゃねぇ。こいつと一緒だった。』
A「ゾロ、警察だったのかぁ!似合わなーい!!」
腹を抱えて笑うAを見てハッとするゾロの後輩。
『そうですよ!!大丈夫でしたか!?あいつらに何もされてませんか?』
ゾロ『何もされてないっつーか、半分はこいつが暴れたんだぞ?』
『何言ってんだあんた!こんな美人でか弱そうな人!!
自分が暴れたことを人のせいに…』
A「あっ。半分は私がやりました。ほら、正当防衛。」
ゾロ『ほいほい男の前で露出すんな!!』
『えっ…と。えっ??貴女は人質にされていたとかではなく…??』
A「うん。」
『先輩…この方は……?
お知り合いですか?どう言ったご関係で??』
ゾロ『んー…相方??』A「です!!」
『………こんな美人な知り合いが!!!!あんたにいたなんて!!!』(ゴンッ)
ゾロ『うるせぇなっ!!!
せっかく藤山んとこのマルソーどもノシてやったんだ。早く連れてけ。』
A「藤山???」
ゾロ『あぁ。藤山組ってマル…ヤクザがいてな。
最近動きが活発になってきやがったら、警戒してたんだが…
まさか、こいつらをしょっぴけるたぁ…
証拠品も手に入ってるし。さすがAだ!
お前は…ほんとに、昔から引きがいい!!!』
満面の笑みでグリグリとAの頭を撫で回すゾロを見て
応援に来た同僚たちは目を疑った。
(えっ…あの鬼と恐れられる警部補が…笑ってる…)
(先輩、彼女いたの…??)
(笑えるんだぁ……彼女可愛いな。)
A「ってことはゾロはこれから仕事だよね?」
ゾロ『あぁ…すまねぇがしばらくは忙しくなりそうだ。』
A「そっかー。会えたからよかった!
元気そうだし!仕事してるとこ見れたし。満足。
私も長居する理由もなくなったからね。ルフィを探しに向かうよ。」
ゾロ『あ?ルフィにまだ会ってねぇのか??ルフィなら…』
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます!!読んでいただき感謝です!!!! (2022年10月1日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした!物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ピーヤの人さん» ひゃー!!ありがとうございます!!こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2022年9月29日 18時