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@30 ページ31

どうやら人に知られてはいけないことをしている人たちの
取引現場を目撃してしまったAは


A「はーい。なんも聞いてませんよぉ〜。」


両手を上げて降参の意を表し、自ら出向いていった。


⦅あいつっ!!何してんだバカ!!!⦆






A「すごーい!!これはタンシャというものですね!
もしかして皆さんはゾクというものですか!!」


先程の白い粉の現場に居合わせてしまったAは
只今、廃工場に連れてこられていた。


『おい。こいつどうしろって??』
『殺 しちまっても構わねぇと言われました。』



暴走族に囲まれ、手を後ろに縛られ捕まっている状況にも関わらず、
写真で見た通りだと特攻服や族車に目を輝かせる。


『そうか…おいバットよこせ。
お前、運が悪かったな。見られちまったもんは仕方ねぇ。悪いがくたばってもらうぜ?』



グワッ…とAの頭上に振りかざされるバットを見て
ニヤリと笑ったその時…


キイィンと音を立て、振り下ろしたバットは何者かに受け止められた。



A「遅いよー?ゾロ。」


ゾロ『うるせぇ!なんでテメェはいつも問題の渦中にいるんだよ!!』


A「ゾロなら来てくれると思ってたっ!」


縛られてたはずの縄はいつの間にか解かれており、
パンパンッと呑気に土埃を払うAと

相手そっちのけで呑気に呆れているスーツの男、もとい、ゾロ。



『てめぇら。俺らを敵に回したたこと後悔させてやるよ。』


A「おーおー。おっかないねぇ、ワノ国の若者は。
大人しくしとけばなんもしないのになぁ…ボーソーゾクって言うんだっけ?君たち。
同じゾクでも……喧嘩売る相手間違ったね??」


ゾロ『ちげぇねぇ。』



Aとゾロは不敵な笑みを浮かべ、相手を煽る。



『女がしゃしゃってんじゃねぇ!!』


Aの背中に鉄パイプが振り下ろされ、鈍い音が響いた。


A「ゾロ。これは正当防衛か!?!?」


ゾロ『ばっ…なにも当たるこたぁねぇだろ!!』


A「いや、証拠があった方がいいかと。やっちゃっていいー!?」


ゾロ『あぁ。好きにしろ。』


A「んじゃ!遠慮なく。」(ドゥンッ…)


『、、ヴ、ア…』『カッ……』『ア、、』『アッガッッ、、、』



ドサドサと次々に倒れる男たち。



A「いったぁ……もろ入ったー。」


ゾロ『おい…やりすぎだ。1人くらい残しとけよ。』

@31→←@29〜第5章 背中は任せろ〜



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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます!!読んでいただき感謝です!!!! (2022年10月1日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした!物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ピーヤの人さん» ひゃー!!ありがとうございます!!こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2022年9月29日 18時

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