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ウソップ『何がお前…だいぶ弱ってるけど。だよ!!
しっかり制御までしやがって。首突っ込むなっつったよな!!』


A「もううるさいぃ!どんだけこの話するのー…」


3人で空港へ向かう途中、
Aはウソップに説教されながら歩いていた。


ウソップ『そのあと、お前が戻ってきたせいで、俺とビビは!
お前がわざと残した1人に顔覚えられちまったんだよ!』


A「ふーん…大丈夫でしょ。」


ウソップ『なにが!!』


A「ウソップ強いもん。ねー?ビビ。」


ビビ『えぇ。あのMr.4とMs.メリークリスマスを倒したんですもの。』


ふふっ!と笑うビビはどうやら気にしていない様子。


ウソップ『何百年前の俺の話をしてんだぁ!
俺は今普通の人間なん、いでっ!』


A「ウソップうるさい!もう着いちゃったじゃん。」


ビビ『あの…本当に今日行っちゃうの…?』


A「ウソップとビビに会えたからさー!
次の誕生日が来る前に旅を終わらせたいんだ」


ビビ『そう…よね。』


A「あははっ!そんな顔しないでー?
今の私は、海軍に捕まることも、戦いで命を落とすようなこともない。呪いだって解いてみせる。
飛行機だってある。すぐ会えるよ。ね?」


ウソップ『そうだぞー?ビビ。さっき連絡先聞いただろ!
毎日、電話すりゃいいじゃねえか!
今生の別れじゃねえんだからよ。』


ビビ『そうよね……あのねAさん!これを。
前に見つけた時からずっとあげたいと思っていたの!』


A「香水!綺麗な色!ビビの色だ。ん?この香りって…」


ビビ『ふふっ!Aさんのでしょ?これ。』


( 名前)「懐かしい〜。あの時代はこんな匂いの香水使ってたわ。」


ビビ『どうしても渡したくて。使ってくれると嬉しいわ!』


A「使う使う!ありがとう。……じゃあビビ。左腕、出して?」


ビビ『??』キュッキュッ…✖︎


A「今度会いに来る時はとびきりのプレゼントを持ってくる。これは、約束の印。また会おうね!ビビ。」


ぽんぽんと頭を撫でると、ビビの目にはじわりと涙が浮かんで来た。


ウソップも。

とAとウソップは握手をする。



ウソップ『気をつけてな。必ず、また。』


A「うん。またね!2人とも!」



いってらっしゃーい!!と大声で見送る2人。

Aは後ろ手に左手を振った。


ビビ『相変わらずかっこいい人…
あの人が落ち込むことってあるのかしら。』


ウソップ『ん?あるぞ?普通に。』

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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます!!読んでいただき感謝です!!!! (2022年10月1日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした!物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ピーヤの人さん» ひゃー!!ありがとうございます!!こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2022年9月29日 18時

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