【東リベ】女子メンバーが男すぎる件

06.Erotic book (bj.cfy) ページ6

『なぁなぁ圭介、エ○本って英語でErotic bookって言うんだぜ。知ってた?』

「お前頭良かったんだな…」

『圭介には言われたくねぇ。』

圭介は生粋の馬鹿である。

でもオレが頭が良いなんてあり得ない。

さっきドラケンに同じ質問をしたら「ンなこと学ぶ前に他の単語を覚えろや」と言われた。

まぁ普通そう返すだろう。

だがしかし、このオレが英単語を一つ覚えたのだ。もう少し誉めてもらっても良い。

『…千冬、いい加減慣れろよー。』

「…でも!」

圭介とオレが話しているとき、ほぼ近くに千冬がいる。

そして圭介とオレが話す内容は大体下ネタ。

なので毎日純粋な千冬は顔を真っ赤にさせているのだ。

『まぁいいや、千冬の反応おもしれーし』

「そうだな」

オレらは千冬を無視して会話を続けた。

「じゃあA.V は英語でなんて言うんだ?」

『…知らね。てかオレらエ○本派だし。あとで隆辺りに聞いとく。』

「おー」

圭介は気のない返事をし、オレはその場をあとにした。

隆のことだ、きっとそのくらい知っているだろう。オレは知らんけど。

『隆ー聞きたいことあんだけど』

「…おう。ぜってぇしょうもねーことなんだろ。」

『しょうもなくねーよ!!クッソ大事な事だ!!』

隆は呆れて口を開いてくれた。

「…で、何?」

ため息混じりに声が響いた。

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