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ふわふわのあのタオルを使って汗を拭く｡
多｢Aは飲み込みが早いなぁ｡｣
吉本坂の新曲の振り付けを二人で猛特訓中｡
多｢足が難しくて途中こけそうになるわ｡｣
確かにステップがせわしなくてしんどい｡
｢もうちょっとでいけそうです｡頑張りましょう｡｣
一緒に踊って動きを確認して､
多田さんだけで一度踊ってみる｡
多｢おぉ！いけた！｣
｢完璧でしたね！｣
いっえーーい！とハイタッチ｡
多｢やっぱりAが居るのと居らんのじゃ全然違うわ｡ありがとう｡｣
そう言って蓋が閉まったままのペットボトルの水を飲もうとする｡
多｢あ｡｣
さすがド天然｡
思わず吹いてしまった｡
多｢笑わんといて〜｡｣
｢今の桑さんに報告しときますね｡｣
多田さんの天然エピソードが日に日に増えていく｡
多｢そう言えば男前ランキング中間発表見たか？｣
｢まだ見てないですね｡｣
嬉しそうに見てみ｡と見せられた画面には
多｢Aもランクインしてんで｡｣
｢信じられへん…！｣
EXITや川西さん､ゆずるさんなど
そうそうたるメンツに続いて私の名前が｡
｢洲崎と多田さんに挟まれとる…｡｣
上位10位に石井さん含めイケメン軍団と肩を並べている私｡
｢これは史上初のイケメン女子1位ありえますね｡｣
東京進出して出来た目標��
よしもと男前ランキング1位奪取｡
▽
濱｢よーく見といてな｡｣
空き時間に濱家さんのマジックを楽しんでいた｡
｢うわお…｡｣
凄すぎて逆に怖い｡
山｢Aがもう引いてるやん｡｣
その言葉に分かりやすく落ち込む｡
濱｢Aに喜んでもらお思うて練習したんに…｡｣
濱家さんは本当は女の子なのか？
｢いやー本当にすごい！どうやってやってるんですかぁ!?｣
この綺麗な手からどうやって!?と手を握って不思議そうに見る｡
濱｢…！せやろせやろ！すごいねん俺！｣
嬉しそうにする濱家さんに
山｢Aが気を遣ってんねんそろそろ気づきや｡｣
なんだかんだ癒しの時間をありがとうございました｡
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作者名：あまから | 作成日時：2021年7月28日 21時
