今日:30 hit、昨日:20 hit、合計:106,807 hit
小｜中｜大
72 ページ22
・
色んなバンドが次々と曲を披露し
楽しい時間はあっという間に過ぎていって。
気付けば次が最後の曲となっていた。
ひとしきり歌った海斗が
深呼吸をしてマイクを持ち直す
「えー次は。最後の曲です。
僕が初めて作詞作曲をしました。
それでは、聞いてください」
そういって流れてきたのは優しいラブバラード。
海斗もこんな歌詞を書くんだなと
これは誰かを思い浮かべて書いたのだろうか。
とても素敵な曲なのに、考えれば考えるほど
なぜか鼻の奥がツンとしてきて。
気付けば曲が終わり、
みんなが盛大な拍手を送っていた
海斗がこちらを見ているのに気付き
精一杯の笑顔で拍手を送る
次は私の番だ。
気持ちを切り替えホールの外に出ると
海斗の姿が見えた。
力をもらえたお礼を言おうと近づくと
ちゃかと隣に見覚えのない女の子が1人。
思わず彼女か尋ねると2人して真っ赤になっていて。
この2人はうまくいく気がすると女の勘を発揮し
ピアノも聴きにきてねと宣伝をして
講堂を後にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 501人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「TravisJapan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷらむ
| 作成日時：2020年11月22日 17時
