「あの男には気を付けて」 (ページ10)

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休日のおはなしページ10

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韓国での生活にも慣れてきた頃、ユナが見たがっていた映画を見に行くことに。

バスに乗って地下鉄に乗って5分ぐらい歩くと街でいちばん大きな映画館にたどり着いた

方向音痴の私もひとりで移動できるようになった。ユナたちは心配みたいで5分に一回いや、三回ほどメールを送ってきたけど

「まだかな〜」

スマホの画面で前髪を整えて待っていると急に画面に別の顔が映った

「うわっ！？！？！」

？「可愛くない驚き方(笑)」

「ロンジュナ？？驚かさないでよ、」

ロンジュン「ごめんごめん。一人で歩いてるの見えたから」

「なんでここにいるの？」

ロンジュン「俺も映画見に来たんだよ。」

「ひとりで？」

ロンジュン「友達と」

「ふーん。」

ロンジュンもここで待ち合わせらしいのでふたりで喋っていたらユナたちが先に来た

ユナ「A〜お待たせ〜！………は？なんでいんの？」

ロンジュン「友達と待ち合わせ」

ユナ「あっそ。A〜？ちゃんと電車乗れたの？乗り間違えなかった〜？」

「もう余裕だよ」

ユナ「アイゴ〜♡ウリAは偉いねえ〜」

イェリ「Aが潰されてるからやめな」

ユナ「おーごめんごめん」

じゃあそろそろ、なんて言いかけたその時どこかで聞いた声を耳にした

ヘチャン「ロンジュナお待たせ〜」

ロンジュン「遅せぇよお前ら」

ジェノ「ヘチャンが寝坊した。」

ヘチャン「だからジェノとジェミンも道ずれにした」

ロンジュン「最低だな。チケット代全部払えよ」

ジェノ「良いねそれ」

ヘチャン「はあ？！ふざけんな、、ってあれ」

ヘチャンくんと目が合ってしまって彼が私たちの方向に足を進めたのと同時、私は後ろに下がった

ユナ「きしょ！お前らかよ！」

ヘチャン「なんでいんの？」

ユナ「分かるでしょ！映画！見に来てんの」

ヘチャン「なんの映画？」

イェリ「〇〇〇〇」

ロンジュン「俺らもそれだよ」

ユナ「はあ？本当にキモイって！ストーカーかよ！」

ヘチャン「いった！！は？何もしてねえじゃん」

……ああまた始まったよ、トムとジェリー

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