三十五話 ページ8
「そう…ですね……。私はいつも怒っていた。だけど、私の姉のカナエは鬼を哀れんでいた
本当は鬼が可哀想なんて微塵も思っていませんね……少し疲れました」しのぶ
「きっとしのぶさんの想いを継ぎます。カナエ様が『鬼と仲良くしたい』って」サクラ
はい………
私にそう言い残し、しのぶさんは消えた
さあ、病室に戻ろ
「ぁぁぁ!サクラァァァァァァァァァ!」彩乃
え、元の彩乃に戻ったの
「私さぁ、自閉症状態?のときの記憶が無いの!サクラが居たのにも気づかなかったみたいにしてたよねぇ?」彩乃
「うん!思いっきり!」サクラ
ピギャァァァァァァアと叫びながら彩乃は寝た
善逸みたい、、、
てか、骨折痛くない
もう治ったくね?※治ってません
機能回復訓練でもいいから動きたいよぉ
ピギャァァァァァァア!
全集中の呼吸、炭治郎達は出来てないんじゃ?
だとしたら、これから地獄が待っとるぞい
ヒイッヒッヒッヒッヒッヒィッヒッヒッヒッヒッヒッ!
〜夢の中〜
嗚呼…
眠いな……
眠いな………
私は深い眠りに落ちて
何か見えるな
走馬灯?
え、待ってよ私死ぬ?
HAHA☆
どうでもいいか
「彩乃〜!遊ぼう!」サクラ
「いいよぉ!ぶりっ子大会しようよ!」彩乃
「何それ」母
「お母さん!ぶりっ子大会って言うのはぁ、
どっちが上手にぶりっ子出来るかって言うやつで〜、うん、それだけ」サクラ
「サクラのお母さんが審判!よーい、スタート」
あれ?
世界って
こんなに
平和だったっけ
お母さんって
生きてたっけ
こんなに笑顔が
溢れていたんだっけ
「サクラ〜!何やってんの!やろうよ」彩乃
「あ、うん」サクラ
「まずは私!
あのぉ、〇〇ちゃんがぁ、私のことをぉ、虐めてぇ、嘲笑ってきたんですぅ♡」彩乃
「嘲笑うなんて言葉知ってんのが意外よ」母
「次、私。
ひゃぁぁぁ!やめてくださぁいぃぃ!痛いよおうわーん!♡」サクラ
「あはは、どっちもキモくて決められない」母
「えぇっ」2人
「そろそろ日が暮れるわよ、鬼除けに藤の花を飾っておかなくちゃ。彩乃ちゃんも帰りな」母
「はぁーい、サクラ、じゃあね〜」彩乃
鬼………
藤の花……
日が暮れる…
全て私が知ってる言葉
残酷な、悲しい、酷い何かが現れる夕暮れ
鬼って……人を喰う奴じゃなかったっけ
じゃあ、私も喰われちゃうのかな
いや、私は鬼を殺す事が使命なんだ
「お母さん、青果お姉ちゃん、羅樹お兄ちゃん
私、ここに居れないよ……」
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月坂柚花(プロフ) - Aがいいです!お願いします! (2023年3月20日 21時) (レス) @page30 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - A。 (2023年3月20日 20時) (レス) @page30 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - Aでお願いしますっ! (2023年3月20日 19時) (レス) @page30 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
まめもち - Aでお願いします(^∇^) (2023年3月20日 18時) (レス) @page30 id: 54ac0d0d34 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 遊郭編いよいよ突入(⌒▽⌒) (2023年3月20日 6時) (レス) @page30 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遊苺 | 作者ホームページ:ないよん、、いや、あるわ
作成日時:2023年2月6日 21時