桜の少女 甘露寺の継子は偽日柱に狙われる 弐

四十七話　夢主視点 ページ29

さよなら、元偽日柱

最後までクズだったね

泣きながら、叫びながら、私達を罵りながら

元偽日柱は隠に連れて行かれた

「さよなら」サクラ



帰って来た

「今度、甘味処に行かない？美味しいところ、知ってるんだよね」優歌

「本当ですか⁉︎行きましょう、行きましょう！ありがとうございます、夜柱様！」彩乃

「あ、タメ口でよろしくね。夜柱様じゃなくて、優歌って呼んで！」優歌

「ア、ハイ、宜しくね、優歌ちゃん」彩乃

「いつの間に仲良くなってww」サクラ

〜桜屋敷〜

「雲の呼吸・壱ノ型 雲光夢星！」彩乃

「桜の呼吸・肆ノ型 霧桜！」

今、手合わせをしてる、彩乃と
正直言って、彩乃は柱くらいの実力があると
思っている

「参ノ型 雲天空突き」彩乃

「陸ノ型 花曇り」サクラ

ﾌｳｳｳ


トンッ

「うわぁ！負けた！」彩乃

「まあ？一応柱だし？」サクラ

そうやって2人で笑い合った

そんな心から笑える日は

今日だけだった

こんな

ひととき











この後に……

とても悲しい知らせが届く

サクラは

どうするのか

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