桜の少女 甘露寺の継子は偽日柱に狙われる 弐

四十一話　妹さん視点から ページ15

アイツ……！

サクラちゃんまで自分の欲望の為に傷つけるの？

もう許せない……

「サクラちゃんを斬ったのは、紛れもない玲奈です！お館様！」優奈

「……ッ！」玲奈

「やっぱりそうだったのですね。お館様、日柱の処分を！！」しのぶ

正しい判断です、胡蝶さん

「お館様、私は白花さんの様子を見に行ってもよろしいでしょうか」優奈

「いいよ。しのぶも一緒に行きなさい」お館様

「はい。行きましょう、夜柱さん」しのぶ

コクリ


〜蝶屋敷〜

「白花さんは！」優奈

「こちらです！サクラさんは、今は生死をさまよっている状態です」アオイ

私の心に怒りが永遠に溢れてくる

「胡蝶さん…ちょっと来てください…」優奈

「⁉︎はい。分かりました。どうしたのです？」
しのぶ

「日柱は＿＿＿＿＿＿＿＿＿」優奈

「なんてこと！」しのぶ


サクラ視点

私は……

偽日柱に斬りつけられて…

どれくらいの時が流れたのかな

「……！サクラ！大丈夫なの⁉︎半年目を覚さなかったのよ…？みんな心配して！」カナヲ

半年？

「そんなに、、、」

その後すぐに夜柱さんとしのぶさんがやって
来て、涙を流しながら語った＿＿＿＿＿＿＿


大正コソコソ噂話


桜の呼吸を使えるのは、今の代では、サクラだけなんだって

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