桜の少女 甘露寺の継子は偽日柱に狙われる 弐

三十八話 ページ12

は、は、柱ぁ⁉︎

「柱ですか⁉︎いやいやいや、私なんて、まだ未熟者なんです！そんな………」サクラ

「みんな、君の実力を知っているだろう。柱になるかは、考えてみてくれないかい?」お館様

お館様はニコリと笑い、私に言った

「私ッ、なります！柱に…！みんなに認められるように…！」サクラ

気づくと私は声を上げていた

「ありがとう」お館様

「次の柱合会議はサクラも出席するように」
お館様

「………！分かりました」サクラ


産屋敷から恋屋敷に戻り、師範に柱になることを報告した

「ついにサクラちゃんも柱になるのね…！寂しいわぁ、継子卒業ね。自分の屋敷も持つんでしょう？非番には遊びに来てね！」甘露寺

「はい、師範！」サクラ

「あら、もう師範では無いわ！蜜璃って呼んでちょうだい！敬語も無しでねぇ」甘露寺

「……分かりました！蜜璃ちゃん、これからもよろしくね！」

師範は笑いながら泣いた

嬉しそうに

あと……

柱になって、いいことがある

偽日柱の正体を……

ついに…ふふっ

夜柱様とも、仲良くしたいな

とっても美人なんだよね

悔しいけど、偽日柱も少し美人

いいなぁ※十分貴女も美人です

彩乃…カナヲ…

うん、今まで通り、彩乃達とは親友だよ！

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