狗巻くんが大好きな女の子のお話のその後

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一日に4回あるらしい、イルカショーは本日2回目。


人は、多くも少なくも…って感じだ。


まぁ、平日だし学生とか、子連れはいないよね。
休日が被った大学生くらいのカップルとかばかり。


『1番前空いててよかったね〜！』



狗巻「明太子…」



『え、濡れないかって？それが醍醐味ってやつじゃないの！？』



一応、タオルは持ってきている。もちろん2枚。私のと棘の用。いや、勿論どっちも使ってもらっていいんだけどね！



狗巻「た、高菜ぁ……」



『だ、大丈夫！水しぶきからは、私が守る！！』



(ない)胸を張って言ったら、ジト目で返された。
ヒェッッ！！！！でもそんな表情もSo cute !



『……あれ？向こう側にいる、1番前にいる人たち、カッパ被ってるね…………もしや、そんなにやばい？』




カッパなんて流石にもってないぞ？




『…………ば、場所変え「お待たせ致しました！只今より、イルカショーを、開始致します！」ゲッッ』




なーーーーーいすタイミンg…………じゃねぇよ！！！バットだわ！！！ナイスじゃねぇ！！！いや、そもそも一番前に来た私がバットだわ！！！



『……仕方ない！たまには、いいよね』



狗巻「…しゃけ！」




あ、微笑んでくれた。可愛い。




ステージ？にいるお姉さんが、イルカ達の紹介をしている。マオくんと、ミオちゃん。らしい。どうやら、双子なんだと。
因みに、お姉さんの名前はリオさん。美人だから推せるな。あれ、私こんなにキャラだっけ？(早口)


『えぇ〜！かわいい〜！』



1番前だと、イルカちゃん達がとても大きく見える。



お姉さん「今から、マオくんとミオちゃんの得意技を疲労したいと思います！ふたりとも〜がんばって〜！」


果たして、2匹…又は、2頭じゃなくていいのか。と言うのは、きっと触れたらダメなんだと思う。



『特技ってなんだろうね』



狗巻「ツナ〜？」



楽しみだなぁ〜って思っていたら



目の前で、2頭同時に空中で回転した。




バッシャァァァァァァンッッッッ




『ぅわ！！』




狗巻「！！」




棘を庇う暇もなく、2人ともびしょ濡れ




『…はははっ、びしょびしょ〜！』



狗巻「おかか…………」



それからも、マオくん、ミオちゃんのショーは続いた。



輪っかを通ったり、口先でキャッチボールしてたり、とっっても可愛かった。
感想が小学生並み？それは知らん。(訳：聞くな)

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