狗巻くんが大好きな女の子のお話のその後

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海外＿＿＿＿＿＿行く先は、モロッコ。



『やっっっっっっと着いた……』


なんてら5世(?)空港に到着した。
初めての場所はやはり迷う……そのせいで、迎えに来てくれてる憂太と会えたのは、待ち合わせの40分後だだった。


『憂太〜、ごめんね…』


乙骨「全然、大丈夫だよ。長時間お疲れ様」



約18時間のフライト。
少し寝てはいたけど、やっぱり起きてる時間の方が長かった。


乙骨「疲れてるでしょ？家に荷物置いて、ゆっくりしてよ」



『うん…ありがとう、憂太』



初めての海外で、知らない場所だけど…憂太がいるだけで、こんなに安心するとは



乙骨「僕から離れないでよ？Aさんに何かあったら、僕が狗巻くんに怒られちゃう」



『ははは、大丈夫だよ。
今頃、日本は6時か〜。無事到着したよってだけ、棘に連絡しとこ』



乙骨「あ！その指輪って、狗巻くんから貰ったの？」



『そうなの！行く前日にね、棘がくれたんだぁ〜。へへへ、綺麗でしょ？』



乙骨「うん！よかったね、Aさん。
僕の言う通り、指輪すぐもらえたでしょ？」



……あぁ、そういえば。貰える日はそう遠くないって言ってたっけ




『……うん、憂太の言う通りだよ』



乙骨「Aさん、幸せそうで良かった。僕、安心したよ」



そう微笑む憂太は、本当にいい子だなぁと思った。



『…4時間後くらいに電話しよっかな』



乙骨「うん、そうしなよ。きっと、喜ぶよ」



今日までは何も無い。
任務は、明日かららしい。




…………あぁ、既に、もう棘に会いたい。
こんなので5ヶ月やってけるのかなぁ

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