狗巻くんが大好きな女の子のお話のその後

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｢そっかーよかったなー｣



『ほっっっっんと適当！！』



棘にあのこと言えたよ。棘も同じこと思っててくれた。って言ったら、このザマだよ。



『真希も何か言ってやって！』



禪院｢お前らほんとめんどくさいよな｣



『真希！？』


2人が虐める〜としくしく泣いた振りしてると、ツナツナ、と背中を摩ってくれる棘。あぁ、味方は棘だけだよ。



禪院｢Aは棘に遠慮しすぎなんだよ。
思ったことはなんでも言ってやれ。なんでも、だ｣



『何でもって言われても……』



禪院｢んで、何かあれば直ぐに棘に頼れ。
…………私にもな｣



『真希が照れた……！かわいい……！』



禪院｢あーー〜！こいつのこういうところ、嫌い！！！｣



真希って、ほんと可愛いなぁ。




｢……あ！！いた！！
A先ぱーい！五条先生が呼んでた！｣



手をブンブン振りながら、大声で言う悠仁。
……ごじょせん、またパシッたな、


『わかったー！今から行く！』



そういうと、ニカッと笑って寮の方へ行ってしまった。




『……てことだから、行ってくるね』



禪院｢棘〜いいのかぁ？悟にA取られんぞ｣



狗巻｢！！おかか！｣



『ぐふへぇっ、ちょ……棘……大丈夫だよ、五条先生は私に興味なんてないから』



狗巻｢おーかーかー｣



腕に抱きついたまま、離してくれそうにない。




パンダ｢ずっと、一緒にいたいんだろ？いいじゃないか｣



『そ、そういう意味じゃ…………
わ、わかったよ。なら、一緒に行こう？』



狗巻｢しゃけ｣




一緒ならいいみたい。

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