狗巻くんが大好きな女の子のお話のその後

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『あ、とっ…棘！おかえり！任務、お疲れ様！』



棘が帰ってくる時間(パンダが聞いててくれた)に、門まで迎えに行った




『任務どうだった？何事もなく祓えた？』



パッと見は、怪我はなさそうだ。



狗巻「しゃけっ」



ピースサインをする棘。かわいい…じゃなくて！予想通り、何事もなく、余裕で払えたようだ。良かった。



『そっか！さすが、棘！』



狗巻「高菜？」



『私？私は…パンダと、鍛錬してたよ』



狗巻「ツナマヨ」



『勿論！明日は一緒に鍛錬だね』




………………いつ、あの事を言えばばいいのだろうか。
そもそも棘が、一緒にいたいって思ってるかもわからない………



狗巻「…ツナ？」



『………と、棘………、』



言ったとして……もし、




『あの、さ……』



それはちょっと…って言われたら
どうすればいいの？立ち直れないよ？



狗巻「…？」




『私…………









やらないといけない事思い出しちゃった！！！ごめん、行くね！』




狗巻「め、明太子！？」




バッとその場から走る。
追いかけてくる気配はない。多分、ビックリしてるのだろう。
ごめん、棘。





あーあ、私って本当バカ。
一緒に入れる時間を自ら減らすなんて。

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