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狗巻side


食べるのがもったいないから、スマホに何枚も収める。因みに、Aも


『へへ……好きな人のために料理するなんて初めてだから、ちょっと緊張しちゃった』


そう照れながら言うAに、自分までつられて照れてしまう。


狗巻「……ツナマヨ?」



『お菓子とかなら、真希と野薔薇のために作ったことあるけど…ご飯系の料理は初めて振舞ったよ』



狗巻「いくら〜」



じゃ、僕が初めてだ。
……よかったな、なんて。



『……じゃあ、食べよ!冷めちゃうし!』



狗巻「つ、つな!」



『大丈夫だよ!気にしないで』



そうだ、写真撮ってる間に冷めてしまう。
それは作ってくれたAに申し訳ない。



『じゃ、いただきま〜す』



狗巻「ツナマヨ!」



『…どう、かな?』


狗巻「!しゃけ!明太子!!」



『ほ、ホント!?』



凄く美味しい。



『へへ、よかった〜!沢山食べてね!』



狗巻「しゃけしゃけ!」



やっぱり、Aは料理も上手い。
できることならば、毎日でも食べたい。



『口にあってよかった〜。棘の家に出てくる料理に比べたら、ど平民の味かもしれないって思ったから安心した!』



狗巻「おかか…ツナマヨ、明太子!」



『え、今までで1番美味しいって?いやー、ないない!それはない!』



狗巻「おーかーかー」



『…へへ、そっか!ありがとう!』



好きな子が作ってくれたんだ。
美味しくないわけが無い。




『あ、そうだ。
棘、あのさ、変なこと聞いていいかな?』



狗巻「ツナ…?」



『えっと、さ…………ずっと、気になってて。
棘はさ……なんで私の事好きになってくれたの?』



狗巻「!?………………めんたい、こ」



『え?』



僕が、Aを好きになった理由_______

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ゆいゆい林檎(プロフ) - アップル姫さん» わかります…ページをめくる度に精神削られます……。お薬になっていますか、、?それなば嬉しいです……!ありがとうございます!更新、頑張ります! (2021年2月16日 19時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - MIRAIさん» ほ、本当ですか!?指摘ありがとうございます……! (2021年2月16日 19時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
アップル姫(プロフ) - 毎度キュンキュンさせていただいてます。女です。本誌の続き気になるけど毎週ページをめくる度に精神削られてる人なので、作者様の小説がお薬となっております。(は?)これからも更新楽しみにしてます! (2021年2月15日 6時) (レス) id: 9c02afe8b9 (このIDを非表示/違反報告)
MIRAI(プロフ) - コメ失礼します、36話の棘くんが喋ってる所で『いくら「おかか」』ってなってる所がありますよ! (2021年2月8日 7時) (レス) id: 7700434eb0 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - お互い強く生きましょう。私はまだ希望を信じています( ; ; ) (2021年2月2日 0時) (レス) id: 2981ea9698 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいゆい林檎 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年1月10日 23時

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