推し.23 ページ26
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『ダンボールこの辺でいいの？』
「ああ！そこで大丈夫だ！」
はーい、と答え持っていたダンボールを床に置いた。
練習が終わり、司くんと片付けをしに行った。本当は、私1人でも大丈夫なんだけど、司くんが手伝ってくれたのだ。
近くには、過去のショーで使った物が沢山置かれていた。
懐かしいなぁ、と思いながら見渡した。
「……なあ、A。ちょっといいか？」
『ん？司くん、どうし＿＿＿＿＿』
たの？と振り向こうとしたら、壁に手が着いた。
所謂、壁ドン………みたいないなのをされている。
背中から、若干温もりを感る。少しでも動けば、多分当たってしまいそうな距離だ。
「振り向かなくていい。そのまま、答えてくれ。
……お前は、類のことが好きなのか？」
『え？ど、どうして……？』
急すぎてビックリした。
「この前、2人で出かけたと言っていただろう？」
『す……好きとか、そういうのじゃない、よ？
……と、とりあえずさ？す、少し離れない？』
この体制凄く、恥ずい……
「……それは、ダメだ。離れたら、逃げるだろ」
それは…そうだ。
こんな近距離にいたら、心臓が爆発してしまいそうだ。いや、もう半分してる。正直、逃げたい。
「……正直に答えてくれ。本当に、類のことは好きじゃないんだな？」
『っ、本当だよ…』
類くんのことは確かに好きではあるけど、友達としての好きだ。推し、的なアレ。
「……他に、好きな奴がいたりするのか？」
『ううん、いないよ』
そう答えると、小さく「そうか」と呟いた。
「……ならば、俺の事を好きになってくれないか？
いや、俺のことを好きになってほしい」
『っ！？つ、司くん……！？』
ずっと空いていた司くんの左手が私のお腹に回り、引き寄せられた。
「類ではなく、俺のことを好きになってくれ」
背中から、司くんの心臓の音が伝る。
それと同時に、私の肩に司くんの頭が乗った。
『つ、つかっ、司くん……！？ち、ちち近いよ……？は、離れて……？ね……？』
やばい、まずい、やばい、まずい、心臓の音がうるさいくらいに鳴っている。
……え？まって？これいま、後ろからハグされてる？え？……え？？？しぬしぬ
「……冗談に聞こえてるかもしれないが、俺はAの事が好きだ」
『そ、れは………』
違う
違うよ
私は
『……私は人に好かれるような、人間じゃないよ』
お腹に回った司くんの腕に触れた
続く (更新停止中)
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イマジナリーちゃん(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁ大好きです！一気読みさせていただきました！！ワンダショとわちゃわちゃしたーい！って願望にぴったりの作品です！これからも頑張ってください！応援してます！！！(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (4月3日 21時) (
レス) id: 30ce283736 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - くるみのミルクさん» わーー！！ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2022年7月3日 23時) (レス) id: 5d385485e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - いちゅごさん» すこすこすこぉ……で嬉しいです(語彙力)続けます……生きてくれ……そなたは美しいｯ…… (2022年7月3日 23時) (レス) id: 5d385485e0 (このIDを非表示/違反報告)
くるみのミルク - 垢です (2022年6月28日 7時) (レス) id: 82d7e63c65 (このIDを非表示/違反報告)
くるみのミルク - あ、私、くるみのミルクの新しい赤です。ID違いますが、疑わないでもらいたいです (2022年6月28日 7時) (レス) @page10 id: 82d7e63c65 (このIDを非表示/違反報告)
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