推し.20 ページ20
.
「あ、Aちゃんだ！」
「来た！！」
『！？な、なに……！？ど、どうしたの！？』
次の日、学校に行くとクラスの子達に囲まれた。
「ねぇねぇ！昨日の人！もしかして、Aちゃんの彼氏！？」
「超イケメンじゃん！！しかも高身長！！」
『へ！？！？(昨日の人って……類くんのことだよね？)
ち、違うよ！？違う違う！！』
「うそだー！だって手繋いでるの見たよ！？」
「そうそう！私等、めっちゃ空気だったよ！？」
あ、あの時か………恐る恐る繋いじゃったやつだ……
……あの時の類くん、確信犯だったもんなぁ
そう思ってた時、教室のドアが開いて聞き馴染みのある声が教室に響いた
「みんなおっはよー！
Aちゃん達もおっはよー！なんの話してるのー？」
『あ、えむちゃん。おはよ〜、今日も可愛いね』
超絶可愛いよ、えむちゃん。その笑顔私だけの物にしてしまいたい。
「鳳さん！聞いてよ〜、Aちゃんが他校のイケメンと歩きてたの！しかも手繋ぎながら！
「絶対彼氏なのに、否定しかしないんだよ〜」
ちょいちょいちょいちょい！すぐ言わないで！？しかもそんな大きな声で！！てか彼氏じゃないからね！？
えむ「ほえ？そうなの？Aちゃん、彼氏いたの……？」
『ち、違うからね？………いっ言っちゃうけど、類くんのことだよ？昨日の放課後、一緒にドックカフェに行ったの』
えむ「なんだ〜！類くんのことだったんだ〜！」
そう安心したようにえむちゃんは、微笑んだ
えむ「でもでも、あたしもドックカフェ行きたかったよ〜！ずるい〜！」
『ご、ごめんね、えむちゃん…。
えむちゃん、委員会だったから……今度は一緒に行こうよ！』
えむ「わ〜！行く行く〜！みんな誘って行こ〜！」
『うん！
………て、ことだから彼氏じゃないからね！？』
「……いや、ゴメン。今の話聞いて、昨日の人が彼氏じゃないっていうの分からないんだけど……え、もしかして鳳さんの……」
『そう………！(で、あってほしかった。いや、そうなる未来はある。絶対ある。だけど、まだ付き合ってないから言いきれない)ではないよ。バイト先が同じー…みたいな感じだよ』
「あ、な〜んだそういうことかあ」
そう言うとあからさまに残念がってた。
…私にあんなイケメン高身長はもったいないです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イマジナリーちゃん(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁ大好きです！一気読みさせていただきました！！ワンダショとわちゃわちゃしたーい！って願望にぴったりの作品です！これからも頑張ってください！応援してます！！！(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (4月3日 21時) (
レス) id: 30ce283736 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - くるみのミルクさん» わーー！！ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2022年7月3日 23時) (レス) id: 5d385485e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - いちゅごさん» すこすこすこぉ……で嬉しいです(語彙力)続けます……生きてくれ……そなたは美しいｯ…… (2022年7月3日 23時) (レス) id: 5d385485e0 (このIDを非表示/違反報告)
くるみのミルク - 垢です (2022年6月28日 7時) (レス) id: 82d7e63c65 (このIDを非表示/違反報告)
くるみのミルク - あ、私、くるみのミルクの新しい赤です。ID違いますが、疑わないでもらいたいです (2022年6月28日 7時) (レス) @page10 id: 82d7e63c65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
