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Aside
握野｢そういえばよ、Aは俺と初めてあった時に何も思わなかったのか？｣
何も…？
『はい、特に……なんでですか？』
握野｢いや…ほら、俺怖がられること多いから｣
『あぁ……気にしてるんですね。
大丈夫ですよ、ちゃんとかっこいいですよ！』
握野｢そ、そうか？なら、良いんだ、けど｣
『うちのアイドルは、みーんなかっこいいですからね！』
握野｢そういうことかよ……｣
『？みんな、自慢のアイドルですからね〜』
握野｢…………｣
『握野くん…？』
握野｢あ…いや、なんでもねぇ｣
『そうですか…』
なんだろう、この感じ。
前にも感じたことあるな……。
しばらく歩き、家に到着した。
お礼を言いお辞儀をする。
『握野くんも、気をつけて帰ってくださいね』
少し微笑むと｢おう！｣と笑顔で返してくれた。
…ほらね、怖くなんてない。
姿が見えなくなるまで手を振り、家に上がった
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