No.46 LikeとLove ページ47
No side
あ「っ、なんで、そこまで私にこだわるの…?」
翔「なんでって?」
あ「わ、私じゃなくても他にも女の子いるでしょ!?」
翔「Aじゃないとダメな理由?そんなのひとつしかないよ」グイッ
あ「っ…!」
翔「俺がAを好きだから♪分かった?」
顔を近づけ、妖艶な笑みを浮かべる翔斗。Aには悪魔の笑みにしか見えなかった
しかし、Aは前のようにただ怯えるだけではなかった
あ「…翔斗くん」
翔「なーに?俺の想い伝わった?」
あ「うん、充分わかったよ。でもね、私はその愛には答えられない」
翔「どうして!?Aが他にも女がいるって言ったように、染谷じゃなくてもいいじゃないか!」
あ「翔斗くんが、私の事好きなように私も勇次郎が好きなの。だから、ごめんなさい」
そう言ったAの手は震えていた。恐怖で、今にも泣きそうだった
翔「ぁ、あぁ…どうして、みんな僕から離れていくの…?なんで、Aちゃんは僕のものじゃないの?」
あ「っ貴方のものにはなれない…でも、きっとどこかに翔斗くんの大切な人がいるはず…んぅっ!」
翔斗が下に向けていた顔をおもむろに上げ、Aに貪るようなキスをした…
翔「僕の大切な人は、Aちゃんだけだよ…だから、ね?だから、僕も愛してよ!Aちゃんならそんなこと簡単でしょう!?」
Aは、すがるような翔斗の声に心を痛めた。そして、柔らかく首を振った
あ「もちろんlikeの好きはたくさんいる。でもね、Loveの好きは勇次郎ただ1人なの」
翔「…あぁ、そう。Aちゃんの中での中心は全部染谷なんだ…」
あ「?翔斗くん?」
翔「それなら、染谷を消せばAちゃんの1番になれる…!?」
あ「えっ!?」
勇次郎side
マ「どうしたの勇次郎?」
勇「マネさんもう俺の撮影終わりだよな!?Aが、Aが…!」
ザワザワ…
愛「おいどうしたんだよ勇次郎!落ち着け「落ち着いていられるか!Aが攫われたかもしれねえんだぞ!」…は?」
マ「ちょっと休憩ください。勇次郎くんも愛蔵くんも楽屋戻って、話をしましょう」
くそっ、また俺はAが危ない時にそばにいてやれなかったのかよ…!
翔斗が少年院に戻ったっていう情報が入るまでAと一緒にいればよかった!なんで今日に限って、あいつ1人なんだよ…!
マ「…くん!勇次郎くん!勇次郎!」
勇「っ、すみません…」
マ「話を、ちゃんと聞かせて」
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莉愛 - とても面白い作品でした!何回読んでも飽きなくて…これで3回目くらいかなーwこれからも頑張ってください! (2021年11月13日 11時) (レス) @page50 id: 715e731b93 (このIDを非表示/違反報告)
もふ(プロフ) - 愛菜さんどうもです!そんなに褒めても何も出ませんよ!?笑しばらく更新してなくてごめんなさい…頑張って更新しますので完走までよろしくお願いします! (2019年7月8日 20時) (レス) id: 67bf5d3885 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - ストーリー構成素敵で尊敬です…!!これからも頑張ってください!応援してます!*\(^o^)/* (2019年7月8日 16時) (レス) id: df4a230d89 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - やばい…笑 番外編の前にコメした愛菜です!番外編有難うです!もう作者さん寸止めうますぎます笑 2人が行為する前にとめちゃうなんて!笑 続きが気になってそわそわです、、笑 もうイチャラブシーンたまりません…笑 これからもそーゆーシーン期待してます!(え? (2019年7月8日 16時) (レス) id: df4a230d89 (このIDを非表示/違反報告)
もふ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさんはじめまして!ありがとうございますっ、最近更新できていないので頑張りますっ (2019年4月3日 11時) (レス) id: 67bf5d3885 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もふ | 作者ホームページ:http://uranai.co.jp
作成日時:2018年12月11日 21時