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狸寝入り ページ28

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朝の陽射しが眩しくて目が覚めた。
時計を見ると起きるにはまだ早くて、あと1時間は寝られそうと思って目を瞑った。




目を瞑ったものの、陽射しの暖かさとぴったりと私にくっ付いてるジェシー君の体温でかなり熱い。




どうにかジェシー君から離れたいと思って腰に巻き付いてる腕を離そうとしてみたけどビクともしない。


それどころか「うぅ…ん」と唸ってもっと締め付けてきた。





もう、熱いどころか苦しい。


今日はジェシー君休みだからゆっくり寝かせてあげようって思ってたけどこれでは自分がきつい。仕方ないから






「…ジェシーくん、おきて」







巻き付いてる腕を叩いてみたけど全く反応がない。もうこうなったら…と思って巻きついてる腕の中でくるっと回ってジェシー君と向き合う。すやすやと寝ている彼のほっぺたを叩いてみる。







全く反応なし。







もう少し強く叩いてみる。








これも全く反応なし。







じゃ、こうなったらとジェシー君のほっぺたをおもいっきり抓ってやろうと手をかけようとしたら






パチッと目の前の彼と目が合った。









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おでん(プロフ) - 無機物さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^) (2019年9月23日 11時) (レス) id: 8c38f05640 (このIDを非表示/違反報告)
無機物 - とても面白いです!! (2019年9月21日 15時) (レス) id: 70d03365e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おでん | 作成日時:2019年5月6日 22時

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