中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ44)

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第九十一訓どうせならアゲマンになりたいページ44

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新「Aさんっ？！」

『こんな所で何してるんですか？』

岡「おっと…こいつは美味そうな獣の匂いがするねぇ。しかも女か？フッ…ぜひともその血を貰いたいねぇ。」

『お前はもしかして…人斬り似蔵！辻斬りはあなたの仕業だったんですか？』

岡「あんたいい匂いがするよ…いい獣の匂いが。あの人と同じ匂いだねぇ。」

『気持ち悪い話ばっかしないで貰えます？』

Aが力を込め岡田の刀を押し返し優勢の形となった時、岡田の腕から無数の触手の様な物が出てきて刀を飲み込んでいくとその刀は赤く光り始め
岡田の一振でAは弾き飛ばされ右肩からは血が流れ出ている

新「Aさんっ！」

『……確かに生き物みたいですね。』

岡「やっぱりいい血だねぇ。こいつも喜んでいるよ。」

銀「おいおい妖刀探してこんな所まで来てみりゃどっかで見たツラじゃねぇか。それにストーカーまで…！」

Aが立ち上がり岡田に再度斬りかかろうと構えた時
銀時が現れる
Aの肩の傷に気がついた銀時は話していたのが止まるほど目を見開く
しかしその表情も一瞬で今ではもう岡田を死んだ目で睨んでいる

新「銀さんっ！」

『銀時殿？』

岡「ほんとだぁ…どこかで嗅いだ匂いだねぇ。
嬉しいねぇ…わざわざ俺に会いに来てくれたってわけだ。こいつは災いを呼ぶ妖刀と聞いていたがねぇ…どうやら美味い血を引き寄せるらしい。
桂にあんた…そしてそこの女。俺にとっちゃ吉兆を呼ぶ刀かもしれん。」

銀「Aの血もヅラの血も美味いってか？」

岡「おやおや二人ともおたくらの知り合いだったのかい。そらすまんことをした。
俺もおニューの刀を手に入れてはしゃいでたものでねぇ…ついつい斬っちまった。
その女の血そうとう美味いみたいでねぇ…おたくら妖刀が喜んでいるのがわかるかい？」

銀「変態の言うことなんか分かりたくもねぇよ。
ヅラもAもただの変態に負けるわけねぇだろうが。それにAはお前みてぇな変態に興味はねぇよ。」

岡「酷いねぇ。そう怒るなよ…悪かったと言っている。それにしてもその女の血もっと貰いたいねぇ。
どうだい？息の根が止まるまでこの妖刀に食わして…」

怒りが頂点に達した銀時はまだ話している岡田に向かって木刀で斬り掛かるが岡田は妖刀で受け止める

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