40.試し ページ41
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うーん、そうと決まれば試してみたいんだけど…
氷柱を刺すわけだから旅団に試すのもダメだし…
し、た、らぁ…
『フェーイ!!』
「うるさいネ。」
私は、フェイの元へと向かった。
ふっふっふっ…なんでかというとね?
『フェイぃ、拷問する人とかいないー?』
そう!旅団は無理だから赤の他人ならいいかなと!(最低)
いや最低って言われても暗殺者なんで。
私の言葉に、フェイはニヤリと笑う。
「丁度いるネ。」
『ほんと!?ラッキー!!』
私は、フェイと共に拷問部屋へと向かった。
拷問部屋とか久々…何度かキルを助けに行ったなぁ…
部屋に入ると、様々な拷問道具があり、その一つの椅子に男の人が座っていた。
…うわぁ、爪剥がれてる。
私は、男の人に近づき、目を覗き込む。
『フェイ、この人殺しちゃってもいーの?』
「そんなに大事な奴じゃないからいいネ。」
万一殺しちゃだめな人なら試して殺しちゃダメだからね。
男の人は、私達の会話に反応できない程弱っているようだ。
私は、集中して氷柱を出す。
…これ、スムーズに出せるようになるまで練習しないと。
氷柱を手に持った私は、男の人のこめかみに氷柱の先を当てる。
『殺しちゃっても許してね?』
ニヤリと男の人に微笑みかけた。
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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時:2020年11月9日 21時