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22.聞き込み ページ23

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とりあえず、私は好きなものから当たってみる事にした。

そこでやってきたのは…



『キーーールっ!!』

「あ、姉貴ぃ!」



五歳児キルの部屋です。可愛いね(吐血)

キルは、こちらに近寄ると私の腰にギュッと抱きつく。



「姉貴、何しにきたの?」

『あー…んと…キルの顔見にきた!』



私がそう言うと、キルは「そっか!」と二パッと笑った。

ぐっ……かわよ。

でも、キルから連想させる事か…



『わたあめ…』

「?」



弱そう。却下。

私は、キルにバイバイし、次はイル兄の部屋へと行く。



『イールにぃ!』

「どうしたの、A。」



私は、イル兄に技を考えてる事を説明する。

すると、イル兄は顎に手を当てた。



「うーん…多分、俺に聞いてもなんのあてにもなんないと思う。」

『え、イル兄はどうやって考えたの?』

「勘。」

『なにそれ天才。』



日頃から天才天才言われてる私より天才じゃん。

私は、仕方なくミル兄のところへと行く。

…別に、ミル兄の念能力弱そうとか考えてないよ?



「…いや、俺まだ念能力とか無い。」

『うそぉ…』



私はがっくりと項垂れる。

「ごめんな…」とミル兄に言われるが、気分は駄々下がりだ。

そんな私に、ミル兄は気を使ったのかフィギュアをくれた。



「これ、ファミキュアのレンレン。A好きだろ?」

『等身大…え、ありがとうミル兄!!』



私がそう笑うと、ミル兄は鼻を押さえて悶えてしまった。


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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/  
作成日時:2020年11月9日 21時

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