創作日常（実話有り）

シバ=？（ソラの知らない動き） ページ11

シバside



ソラも桜吹雪☆彡の犠牲になってなけりゃ楽だっただろうけど、亜莉(アリスの部屋)と仲良いから嫉妬受けやすいんだよね。
だからと言って攻撃して良い訳じゃないけど。

別に嫉妬するのはそいつの勝手だけど、それをぶつけて楽しむなんて論外。

既にわんこもっちゃがソラの身元を特定したことはわかってる。
それを桜吹雪☆彡に流したという情報もある。



ん？何で桜吹雪☆彡側の情報が入ってくるのか？
簡単だよ、桜吹雪☆彡の味方っぽく振る舞わせりゃ情報なんて普通に入ってくるよ。

わんこもっちゃにも同じことをしてる。
別に今回に限ったことじゃない。基本私が関わることになった人には情報屋を必ず入れてる。


ソラや亜莉にはまだわからないと思うな、この感覚は。
情報屋を置くってことは、相手を本気で信用してないってことだしね。
ソラは正直情報屋なんて置かなくても本当のことしか言わないから信用してもいいんだろうけど。
亜莉はソラよりは表面上の付き合いってことをわかってるかな。

とりあえず、ソラにはまだシバ=かえむらとは教えてない。
亜莉には協力して欲しいから話したけど、どこまで私が把握してるかは教えてない。



SNSからは大量の情報が入ってくる。
今確定なのはわんこもっちゃと桜吹雪☆彡が手を組んでいること、わんこもっちゃがソラの身元を特定したこと、わんこもっちゃはもともとソラに嫉妬してたこと、桜吹雪☆彡はあくまで作成日時だけを武器にしてること(中身を変えたってことなんだけど)。



SNSを開いて、亜莉を呼び出した。
「シバさん？どうしましたか？」
「亜莉、今ソラの味方って誰？」
「ええと、春ウララさん、ナツミカンさんですね。それ以外の人は私の話を聞いてはくれても信頼はしてくれなくて」
「そう……まぁ、作成日時がネックだね。桜吹雪☆彡の古いファンでも知らなかったらしいから」
「え？」

亜莉の驚いた声が返ってくる。
「とりあえず作成だけして有名になってきた人のものと同じ内容にしてる。常習犯みたいだ。他にも被害にあった作者がいるから彼らをソラの味方につけたい」
「ソラの味方に……」
「数を集めりゃとりあえずは意見の信憑性も増えるからね。相手が揺らいだらその時叩けばいい」
「じゃあ、私が知ってる限りの情報で人を集めてみます。被害にあった作者さんの名前、教えてください」

亜莉がやる気になったらしい。
「花咲花蓮、多満枝ゆら、砂糖ルキの三人をとりあえず」
「わかりました」

亜莉、交渉する→←荒らしは続く

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す