えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ45)

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金曜日ページ45

kr「A。」

クロノアさんは
お迎えに来てくれる。
理由は暇だから。

『うん、いこっか』

毎週金曜日は
2人でお出かけする約束をした。

＿＿

kr「これはどうかな」

『これならクロノアさんも着れるだろうし私も着れる。これ買おっか』

kr「うん。」

お揃いの洋服を買おうと
先日約束したばかりだったのだ。

『すみません、これお願いします。』

「はい。」

店員さんはバーコードを
読み込んでいく。

「合計で＊＊＊＊円になります」

『＊＊＊＊円…』

財布を取り出そうと
鞄を開けると

「カードで宜しいですか？」

kr「はい」

クロノアさんが
サッとカードでお支払いしてくれた。

『クロノアさん』

kr「彼女の前でかっこいいところ見せなきゃ駄目でしょ。」

店員さんはほわほわしながら
作業をしている。

荷物を受け取って
店員さんが

「お幸せになさってください！」

そういうもんだから
照れながら2人で

「『はい』」

そういった。
店を出てすぐ
私たち二人は手を繋いで
次の店へ行ったのであった。

＿＿

pe「さっすがクロノアさん、Aの扱い方わかってるね～…」

tr「流石だよ」

si「みんなの憧れだもんなぁ……」

ri「(なんで俺まで??)」

pe「ほら！レイアもなんかないの！？」

ri「え？」

si「そうですよ！何か2人に対して！」

tr「幸せそうだーとか」

ri「俺は……」

ri「……ふふっ、2人が幸せならそれでいいかなーって」

pe「……ｯｯｯ流石俺の弟ぉぉぉ！」

そう言ってレイアに抱きつく
ぺいんと。

si「ちょ、ぺいんとさん！！バレるって!!」

pe「やっべ！」

バレてしまうくらい大声だったので
再度隠れた。

2人は後ろを向いていたけど
??というような表情だった。

そして4人が思ったこと

「「「「あの二人鈍感だわ」」」」

メンバーや兄弟が監視しに
着いてきていることなんて
鈍感な2人は気づきやしないだろう。