えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ37)

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病院ページ37

「とてもいい難いことですが…」

「命はそう長くないかと…」

『…そうですか。ありがとうございます』

「はい。体調悪化次第入院となりますので」

『はい。』

ありがとうございました。
そう言って私は診察室を出た。

さーてかえろー！とも思ったが、

『…レイアって血飲んでんのかな』

なんか飲んでない気がするんよなぁ。
うん。

『…摂取摂取～！』

謎のテンションでステップを踏み、
血の摂取ができるところを探した。

＿＿

「はい、終了です～」

『ありがとうございます』

血を受け取り、
帰った。

＿

玄関前で兄さんが待ってた。

『たっ…！…だいま』

いつものテンションに戻ると
兄さんはガクッとなる。

pe「そのままのテンションでいてよ!!」

『えー？やだよ。』

pe「なんで!!」

『へいへい、はよはよ。』

pe「もぉ、Aのそういうところが…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

『はい、おだま…りっ！』

チョップをすると
うっ！と言って静かになる。

ri「…姉様おかえり…」

なんだか少しだるそうだな。

『あ、レイア。ほい』

ri「へっ？」

『血』

pe「ｳﾞｪｯ!?」

『猿だかチンパンジーだか脱走した？』

pe「…」

ri「こ、これどこから」

『んあ？あー。摂取。』

ri「はっ！？」

『私、摂取、した。』

ri「姉様！？」

肩を掴まれて前後にゆらされる。

『いたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた』

ri「体弱いのにっ!!なんでっ！」

pe「弟想いだなぁAはぁ！」

怒るレイアと褒めてくれる兄さん。

『兄弟のこういうところは違うんだなぁ』

ri「姉様がこれから病院行く時絶対誰か付き添い行かせて!!」

wi「承知致しました」

ウィリアムが承知認め
レイアはぷんぷんとしながら
背中を向けて歩いていってしまった。

『えー？レイア～。お礼はぁー？』

ri「……ありがとうございます!!」

怒りながら言うところも

『かわええやんなぁ』

wi「A様、お話のされ方が近所の奥様方のようですよ。」

『あ、ごめん』

こんな日常、

『(もう少ないのかぁ)』

私の思い出を増やさなければならないなぁ