えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ17)

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ナンパですかページ17

休み時間

暇なんだよなぁ。
シャオちゃんも
今ロボロ弄りに行ったから

暇で……

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ……ヒマｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ……』

暇すぎて干からびるよ

いいんですか()

『……素直に廊下行こうかな』

朝も言った通り、
廊下に出るくせが発動。

直せないかなぁ。
静かに読書でもしてりゃええんか。
こんどからそうしよー。

廊下に出るとあまり人がいなかった。
教室に居んのか？いや声がしないし
移動教室か。
どんだけ移動教室あるのか。

そして教室前で
らっだぁがレイアに
ナンパ……？してた。

rd｢しかも、高身長でイケメンだし！｣

ri「んお…？」

そんな声が響く中
私は巻いてある髪の毛を
少し揺らしながら
らっだぁの方を掴んだ。

rd｢おっ｣

『何やってんの！らっでぃ！』

ri「あれ、姉様？」

rd｢姉様？｣

ドゴッ
らっだぁの腹を腹パンをすると
鈍い音を立たせる。

あ、sorry！sorry！(棒)

ri「ちょっ…姉様」

『大丈夫？レイア』

ri「う、うん。らっだぁさん痛そうだから、ね？」

rd｢A…ケホッ。姉様ってどうゆうこと？」

『ああ。この子私の弟のレイア。前世ではレイナだよ』

ri「あ」

rd｢え？えぇぇ！？｣

『え？聞いてなかったん…？』

ri「うん…言ってないよ」

rd「なんだ！ならもっと仲良くしてくれればいいのに！前世と同じようにさ！」

ri「…いいの？」

rd「是非だよ～！」

ri「じゃあ、よろしく、らっだぁ」

rd「よろしく～！」

sho「はいそこまでー。」

『うわっ』

シャオちゃんが思いっきり
らっだぁと私の間に入り
私に抱きついてきた。

rd「なにそれー、俺はダメなの～？」

sho「駄目に決まっとるやろ。ほれ、いくぞ」

『えっ、あ、うんっ。』

手を引かれ私は

『レイアまたねっ！』

と手を振って
シャオちゃんの後ろ姿を追った。

rd「本当にカップルみたいだね～」

らっだぁのその声は
Aの耳には届かず、
シャオロンの耳には届いており、
少し笑っていた。