3150組と私。 (ページ9)

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パンケーキと私ページ9

―――次の日―――

私は、重たい空気の教室を入って一日を過ごした。

休み時間に、黒田が来ることなく一日が終わろうとしていた。

すると、放課後になった途端、誰かに腕を捕まれ屋上へと連れてかれた。

『え…！？誰！？』

「ちょっと静かにして。話したいことがあるだけだから」

そういうと、その人は屋上に着いたらすぐ腕を話してくれた。

「あー、俺の事知ってる感じ？？」

『えっと…ごめんなさい。知らないです。』

私は、だれだか分からなかったから正直に言った。

「あれ？本当？俺、平塚翔馬っていうんだけど…。くろちゃんからめっちゃ話聞いてたんだけど…。あいつ、俺らのこと全然話してないんだな笑」

私は、その名前にびっくりした。

(えっ、平塚…翔馬？って3150組の人だよね？)

『えっと、なんのことですか？くろちゃんがなにか私のことについて言ってたんですか…？』

私がそういうと、彼は昨日の事を丁寧に教えてくれた。