3150組と私。 (ページ39)

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深田「名前はなんて言うの？」

『A。』

深田「へぇ！じゃあAって呼ぶ！俺のことは竜生って呼んで！」

『じゃあ、深田で。』

深田「ひどい笑笑」

内村「ちょっと、2人の世界作んないでよ。」

深田「ごめん笑笑 Aとうっちーくん仲良いの？」

『い、いや…。』

内村「こいつ、わくが嫌ってる子だよ笑」

『…。』

私は、この明るい人まで敵にしてしまうのかと少し落ち込んだ。

深田「あぁ、その人なんすね。」

『私、帰ります。内村さん、その、勉強ありがとうございました。』

私が、急いで帰ろうとすると

深田「まって！！」

深田「俺さ、初対面でこんなの変だけど…」

深田「一目惚れしちゃった……笑」

『え……？』

内村「は……？」

深田「だから、一緒に帰ろうよ。」

『え、えっと…。』

私が、返事に戸惑っていると予想外の事が起こった。

内村「だめ！！！！！！！！！！！！」

『えっ！？』

深田「うっちーくん…？」

内村「Aは俺と仲良くなりたいのー！」

突然何を言い出したのかと思った。

あんなに冷たくされた、内村颯太がいきなり態度を変えたからだ。