3150組と私。 (ページ12)

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とりあえず店に入ると、平塚は大きいクリームが乗ったパンケーキをひとつだけ頼んだ。

『えっ！？一つだけ！？』

私がびっくりしていると、平塚は笑った。

「ここのパンケーキはデカいで有名だからね。1人で全部食べる人なんてそうそういないよ笑笑しかも男女で来るとカップル割りされるし！」

『か、かっぷる割り…』

「はは笑 Aって意外と可愛いんだね笑」

『えっ！？』

私は、いきなり何を言うんだとびっくりした。

そうしている間に、パンケーキは私達の席へ運ばれてきた。

「うわぁ〜！！！美味しそう！」

『ほんとだ〜！食べよ！食べよ！』

パンケーキは、クリームが沢山乗っていてとても甘くて美味しそうだった。

私と平塚は、食べながらたくさんお話をして友達になった。

そして、食べ終わり帰ろうと代金を払おうとすると

「あ！A！大丈夫！俺の奢りでいいよ〜」

そういい、平塚は1人で払ってしまった。

『やっぱり奢りは悪いよ。』

「いいよ笑俺について来てくれたんだし、しかも友達になれたからさ笑」

平塚は、そういい帰ろうと言った。

どうやら平塚の家は、学校から1駅の所にあるらしい。すぐ着いたので、また明日と手を振った。

『3150組の2人と仲良くなっちゃった…。』

『また何か女子に言われるのかな…。』

私は不安に思ったが、頑張ろうと勇気を出した。