ルパン三世専属記者

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身体を起こそうとすると、腰に鈍い痛みが走る。

『……腰痛い…。』

ルパン「ごめんなぁ？」

つぅ、と背中を指で撫でられる。

『ｯん』

未だ余韻が抜けていないので、声が出てしまう。

ルパン「色っぽい声出しちゃって〜。また襲われてぇの？」

『もうやめて……ほんと、腰が壊れる…。』

ルパン「んふふふ、そうなったら俺様がずぅ〜と面倒みてやるよ。」

吸っていた煙草を灰皿に押し付けて私の隣に横になったルパンは、優しく頭を撫でる。

『……それはそれでいいかもしれないわね…。』

そうすれば、ルパンの傍にずっと居られるわけだし。

ルパン「お？その気になった？もう1ラウンドやっとく？」

『今は嫌よ。』

ルパン「ちぇ〜。」

顔だけルパンの方に向ければ、前髪を分けられ、額にキスされる。

ルパン「いつもごめんな？寂しい思いさせちまってよぉ…。俺様も寂しいんだけどよ…Aを危険に巻き込みたくねぇんだ。」

『…現場で私を攫ってくくせに、今更何よ…。』

ルパンと一緒に居たい。

でも、邪魔するようなことはしたくない。

複雑な気持ちから、じわりと視界が歪む。

ルパン「ごめんな…。」

ぎゅ、と私を抱き締める。

『私は自分の恋人が浮気しないか毎回毎回ヒヤヒヤしてるのに。』

ルパン「安心しな？俺はお前だけだぜ？ハニー♡」

『あら、じゃあ誰にでも鼻の下伸ばさないでくれるかしら、ダーリン。』

ルパン「あれは不可抗力だって……」

『じゃ、私がルパンのいない間に他の男に惹かれても、不可抗力ってことで許してくれる？』

ルパン「そりゃぁねぇぜA……」

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