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「このままだとまずい」との発言に、爆豪さんが「無個性のザコだ」と言い放つ。
彼が自分から話さなかった話題について人づてに聞くのは失礼かと思ったが、気になってしまって爆豪さんに話しかけた。
「すみません、緑谷さんが無個性というのは……？」
「あ？そのままだ。没個性すら持ってねぇ、無個性のクソナードなんだよ」
随分ひどい言いようである。
食い違う話に首を傾げていると、緑谷さんがボールを投げた。
…その記録は46ｍ。
個性を発動した相澤先生に何らかの注意を受けていたが、「使う」「消した」という単語を聞くに、個性自体はもっているのだろう。
そして、2度目の投球。
緑谷さんは指を紫色に変色させながら、705.3ｍという記録を出した。
内出血と…骨折もしているだろう。
身体の割に強すぎる個性で、使うのを躊躇っていたというのであれば、一応の話の筋は通る。
個性も身体の一部なのに独立しすぎているとか、小さな疑問は残るけれども。
爆豪さんは緑谷さんに詰め寄り…いや、殴りかかろうとして、相澤先生の捕縛武器に絡めとられていた。個性を持っていること自体が、彼にとっては余程衝撃だったらしい。
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見るからに激痛を伴っていそうな怪我は放置されたまま、残りの種目も消化された。
流石に何もせず放置…というのはよくないと思い、持久走後に轟さんに頼んで作ってもらった氷を、ハンカチで包んで渡しておいた。動かさずに冷やすくらいはしておいた方が良いだろう。
「ちなみに、除籍はウソな。君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」
一括開示された順位。私の名前の前には、「2」の数字。
右下にはみ出した21位は…緑谷さん。除籍予告が本当だったら、彼は在籍できなくなっていたところだった。
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「…ということがありまして」
「相澤さんか……去年は1クラス全員除籍にしていたはずだが」
「えっ」
「あとは、何もなかったか？」
「スターティングブロックを、少し…あと、握力計を壊したという話も伺いました」
「それはすぐに忘れてくれ」
除籍予告は、あながち嘘でもなかったらしい…。
余談だがその後、着替えに向かった更衣室では代わる代わる話しかけられ、早速友人ができて嬉しい限りである。
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インターン真っ最中です。書き方が…すっ飛んでいる……()
変色するような怪我は動かさず布超しに冷却…で合ってるのでしょうか
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らべんだー - いつも楽しませていただいてます！アリババ君は出てくるのでしょうか、、出てきてほしい！です！ (2020年5月6日 1時) (
レス) id: e9a4cf0eda (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 握力で測定器へし折りそうだねー (2019年6月22日 17時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
李鈴(プロフ) - あぁぁ、最っ高！こういうの欲しかったんです！ありがとうございます(><) (2019年2月12日 9時) (レス) id: ff3f8f1243 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年1月8日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
やっかちゃん(プロフ) - 夢小説読みまくった私にとってはそんなに違和感は感じないですが、作者さんの好きな風に書くものですから、今考えてるという案で全然問題ないと思いますよ！最後に、ヒロアカの推し全く一緒でした嬉しいですいつも楽しく読んでます更新楽しみにしてますね！ (2018年11月6日 23時) (レス) id: 37cb2170f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰猫 | 作成日時：2017年8月28日 6時
