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合否通知開封の後、緑谷さんとは例のチャットアプリでお互いの結果を報告しあった。
彼方も無事合格したと知り、安堵の息を吐く。個性の詳細は結局聞いていないが、あの大型敵を倒したらしいので、何かしらの力をもっているのだろう。
そういえば、同じ会場であった爆発個性の方の話をすると、彼は緑谷さんの幼馴染であるらしい。世間は意外と狭いものだ…。
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周りの方々に一通り合格を伝えた日の放課後、友人たちと喋っていると校内放送で呼び出しがかかる。
『…轟焦凍さん、赤獅遥さん。職員室へ来てください。繰り返します…』
「…必要書類に関してですかね」
「二人一緒に呼ばれるとかそれしかないでしょー。行ってらっしゃあい」
「ていうか顔合わせたことあったっけ？ないよね？」
彼に関しては、こちらが一方的に知っているだけである(名前と髪色のみ)。
クラスが同じになったこともないし、何なら彼が雄英を受けたことすら先日の会話で知ったのだ。
「今回が初対面かもしれませんね。とりあえず行ってきます」
「じゃあ今日は先帰ってるねー」
.
…と、職員室前まで来たところ。
「…」
「…」
職員室の扉の前でばったり、
…それにしても。
「(白龍さんみたいな火傷痕…)」
左目を覆う火傷の痕と、色の異なる瞳。それは、かつてともに戦い、敵対し、想いを伝えてくださった彼…白龍さんを彷彿させる。
互いに目線がかち合っていたところへ、先程の放送をしていた先生から声がかかった。
「あ、二人とも。雄英から書類来てるから、渡したいんだけど」
「はい。…赤獅、で合ってるよな」
「…ええ。轟さん、ですよね」
「おーい、美男美女で見つめあってないでこっち来てー」
先生に呼ばれつつ、耳から離れないのは、轟さんから短く発せられた言葉。
その声色は、多少低かったけれど、私を救い上げてくれた彼…アリババさんに、ひどくよく似ていた。
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まずは！！10万hitありがとうございます！！！
そしてこの2人の会話の少なさ…アリババくんと同じ声帯と白龍君と同じ位置の火傷を持つ轟くん…(ところで中学時代の轟くんを見返すに学ランだったので、中学生モルさんはセーラー服ですね！())
毎回雑談がうるさく更新おっそいですがお気に入りしてくださってる皆様ありがとうございます。(大事なので2回目)
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らべんだー - いつも楽しませていただいてます！アリババ君は出てくるのでしょうか、、出てきてほしい！です！ (2020年5月6日 1時) (
レス) id: e9a4cf0eda (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 握力で測定器へし折りそうだねー (2019年6月22日 17時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
李鈴(プロフ) - あぁぁ、最っ高！こういうの欲しかったんです！ありがとうございます(><) (2019年2月12日 9時) (レス) id: ff3f8f1243 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年1月8日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
やっかちゃん(プロフ) - 夢小説読みまくった私にとってはそんなに違和感は感じないですが、作者さんの好きな風に書くものですから、今考えてるという案で全然問題ないと思いますよ！最後に、ヒロアカの推し全く一緒でした嬉しいですいつも楽しく読んでます更新楽しみにしてますね！ (2018年11月6日 23時) (レス) id: 37cb2170f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰猫 | 作成日時：2017年8月28日 6時
