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各々ジャージに着替え、装備をし、指定された演習会場まで移動する。
模擬市街地演習とは聞いたけれど…
「「広っ」」
どこが模擬なのか、完全に「市街地」と形容していい大きさの街。骨組みだけの張りぼてだとしても、相当な金額が掛けられているはずだ。
そして、例の3種・多数いるはずの"仮想敵"。
校舎でも、
「(私たちの背後から奇襲、なんてことも考えていたけれど…正真正銘、この模擬市街地内部での衝突のみになりそうね)」
息を深く吸い、長く吐く。
意識を、耳と目、そして脚に集中させる。
敵の音を、形を、捉えて――
『はいスタートー！』
倒せ。
「スタート」が聞こえた瞬間に地面を蹴る。
市街地へと飛び出したのは、私ともう一人…色素の薄い金の髪の方の、二人だけ。
『どうしたあ！？実戦じゃカウントなんざねえんだよ！！走れ走れぇ！！
賽は投げられてんぞ！！？』
プレゼントマイクの声で、先ほどのスタートが試験開始の合図だと分かった人たちが遅れて駆けてくる。
真っ先に角を曲がると、2Pの敵。
＜標的補足！！ブッこr、＞
「遅いわ」
センサー、またはカメラと思われる箇所を一突き。2の数字がある脚部分を、横に蹴り払う。
2Pの敵は、吹き飛んだ先で1Pの敵に突っ込み、両者とも崩れ、その動作を停止した。
「…意外と、硬くはないのね。…上から探そうかしら」
地上は混戦になるだろうし、高い建物に視界が遮られる。
ビルの壁を蹴って、屋上から街を見下ろすと、奥のほうから続々と仮想敵が出現している。
「そこね」
勢いをつけて飛び降りる。
着地とともに1Pを壊す。
破片を蹴りつけ、投げつけて2Pと1Pを一体ずつ倒す。
背後に迫った1Pを上に跳んで回避。
着地、振り向きざまに2Pを掴み上げ、跳び上がって3Pに投げ落とす。
「17…」
とりあえず一掃。
また上から探してみよう。
.
.
.
手持ちのPが50Pに差し掛かったとき、超大型0Pの敵は、轟音とともに現れた。
その大きさは、今までどこに隠れていたのかと疑うほど。
私は、崩されるビルの上を転々と飛び移りながら、この脅威にどう対処するべきか考えていた。
＊＊＊＊
いよいよ明日は映画公開ですね！！！！
2人の英雄、夏休み中には観に行きたい！！！！
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らべんだー - いつも楽しませていただいてます！アリババ君は出てくるのでしょうか、、出てきてほしい！です！ (2020年5月6日 1時) (
レス) id: e9a4cf0eda (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 握力で測定器へし折りそうだねー (2019年6月22日 17時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
李鈴(プロフ) - あぁぁ、最っ高！こういうの欲しかったんです！ありがとうございます(><) (2019年2月12日 9時) (レス) id: ff3f8f1243 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年1月8日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
やっかちゃん(プロフ) - 夢小説読みまくった私にとってはそんなに違和感は感じないですが、作者さんの好きな風に書くものですから、今考えてるという案で全然問題ないと思いますよ！最後に、ヒロアカの推し全く一緒でした嬉しいですいつも楽しく読んでます更新楽しみにしてますね！ (2018年11月6日 23時) (レス) id: 37cb2170f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰猫 | 作成日時：2017年8月28日 6時
