鈍感が腹を立てた話。 桃×青@リク ページ34
『鈍感×恋愛偏差値0 続編』弦×ガクパロ ( 名前 )様@リク
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弦*
……腹立つ。
「じゃあそこ集合ね!うんっ、僕はマオと行くから。うんうん、じゃあコウキとジュンは…」
腹立つ。すげぇ腹立つ。
俺の名前呼ぶ時はあんな苦労したくせに。
こいつらはすんなり呼べたのかよ。
てゆうか名前やけどくん付いとるしな。
はぁー…、もう腹立つ。
正直何に腹立ってんのか分かんねーけど、とにかく腹立つ。こいつが他のやつと仲良さそうにしてんのが。
「うん、じゃあまたあとでね、うんバイバイ。」
やっと電話終わったかこの野郎。
「あ、弦くん。僕、今からマオたちとサークルの集まりがあるから行ってくるね、」
「はぁ?お前もう大学卒業したじゃねぇかよ。」
「うん、でも卒業しても月1で会えるようにしようって卒業する前から話してて。それで今日は会える日なんだ。」
心なしか嬉しそうに荷物を詰めていくガク。
なんか益々腹たってきたわ。
ちょっとイタズラしてやるか。
ヒョイッ
「えっ!あ!ちょっと弦くん!?僕のメガネっ!」
「ふーん度はまぁまぁあるんだな。」
「そりゃ目が悪いから!てゆうか早く返してよ!
今すぐ出なきゃマオと合流出来ないじゃんっ。」
あぁもう腹立つ。なんだよマオマオマオって。
もう怒り任せにガクの腕を引っ張って壁へと押し付ける。なんとかドンてやつ。
「え、あ、…ちょ、ちょっとっ…。」
俺が壁に手をついて逃げられなくなった瞬間、顔が真っ赤になり始めて鼻から赤い血がたらーと垂れてきたガク。
なんや、ほんと俺のこと好きなんやなこいつ。笑
ってことでとりあえず解放してやる。
「も、もうなんなのいきなり…」
「腹立ったから。」
「いや、理由が不純すぎるでしょ…。」
「とにかく、今日はどこも行かなくていーだろ。」
「いやでもマオたちと…。」
「お前ドタキャンって言葉使えた方がいいぞ。
恋人といるからってな。」
瞬く間にガクの鼻からまたもや赤い液体が垂れてきたのは言うまでもない。
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マオ「あらー今日ガク来れないって。」
コウキ「え、嘘。今日しか空いてないのに?」
マオ「なんか、恋人に捕まったらしい。」
ジュン(嫉妬ってやつか…)←
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いかがでしたでしょうか、
方言がわからないくせして弦sideをとってしまった…。
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くりーむあいす(プロフ) - 無理でしたら、戻ってきた時は絶対に読ませて頂きます!!ちゃんとコメントさせて頂きますね! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - すいません(T^T) (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - ほんとにたまにでいいので更新して貰うことは無理でしょうか?もりゅうさんの作品がすごい好きなので…無理でも全然大丈夫です! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
くりーむあいす(プロフ) - サブ垢から失礼します!!辞めちゃうんですね…リク答えて頂いてありがとうございます!! (2018年8月2日 20時) (レス) id: 78b22f8776 (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - トワイライトさん» こちらこそありがとうございました!そう言って頂けると嬉しいです(TT)皆さんの記憶から無くなった頃にまた戻ってくるという可能性も無くはない(?)ので、その時はまたよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年7月31日 11時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりゅう | 作成日時:2018年5月18日 20時