When I was student… ページ40
『拳士、勉強教えて。』
F2「え?」
ガチャン!
F2「どうしたの?暑さで頭やられた?」
『正常じゃボケ。』
F2「じゃあなんで急に?」
なんでって…教え方がわからんから。あと、コップ落としたの気づけ。
F6「どうしたんや?」
F2「Aが勉強教えてって!」
F25「教えたったらいいやん。」
F2「今までこういうのなかったんすよ!こいつ学年一位余裕で取りますからね!?」
F7「え。」
F9「凄っ。」
F25「教える必要ある?」
F6「さすがはファイターズの姫。」
F12「文武両道…」
『拳士、余計なこと言うなあぁぁ!!』
もういい。この場にいない人に教えてもらお。
『〜〜って事なんです。教えてくれませんか?あの人らには相手にされないんで。』
「大丈夫。」
『このMay I〜Shall I〜と Shall we〜の違いがイマイチわからないんですけど。』
「あ―、これね。意味を頭に叩き込むより、イメージした方がわかりやすいかも。」
『イメージ、ですか?』
二刀流は勉強もできるんですね。そこらの先生より頼りになるかも。
F11「そう。遥輝さん、雄也さん来てください!いるの知ってますよ!?」
F7「何や。って…あ、わかったわ。」
F11「じゃあ最初、May I〜で、意味は〜してもいいですか?みたいな。イメージとしては…」
F64「えっと……手、繋いでもいい?」
いや、聞く前から繋いでますやん。
てか、手温かいな。冷え性やから助かる。
F11「で、次がShall we〜。意味は一緒に〜しましょう。Let's〜と同じ。イメージとしては…」
F7「一緒にご飯食べに行かへん?」
ご飯…焼き肉希望で。←
F11「こんな感じ。で、Shall I〜が…」
ギュ
F7「翔平、ズルいぞ!」
F64「絶対仕組んだでしょ!?」
あったかい…やっぱり、お兄ちゃんとは違う。
腕長いし、体温高いし、優しい。心が落ち着く。
F11「こうされたかったんでしょ?これが、Shall I〜。」
『なるほど。』
翔平先生…結構良いかもしれない。
When I was student…→←日ハムの被害者は?
155人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソーセージ(プロフ) - 学年一位がShall I わからんとか…笑 (2020年4月20日 7時) (レス) id: 711a78eb36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神瀬結衣@虎党 | 作成日時:2019年1月14日 19時