あの人の妹は燕戦士！ (ページ29)

今日:23 hit、昨日:17 hit、合計:135,804 hit

スワローズガール×眠れる森の美女① ページ29

(ナレーション：秋山)

昔々、ある王国に、とても可愛らしいお姫様が生まれました。

国中の人々がお祝いに行く中、たった一人だけ呼ばれなかった魔法使いがいました。

山奥に住んでいたため、王様が認識しておらず、招待を忘れていたのです。

魔法使いは王様を恨みました。

一方、お城では華やかな祝宴が催され、3人の魔法使いからお姫様に贈り物がされました。

一人目の椋丞という魔法使いはこの子は野球が上手くなるだろうと言いました。

二人目の慎吾という魔法使いはこの子はとても賢く、その上美しくなるだろうと言いました。

王様が二人に感謝を伝え、最後の魔法使いが贈り物をしようとしたときです。

悪い魔法使いが現れ、お姫様に呪いをかけました。

G6「この姫は16歳の誕生日、糸車の針に指を指して死ぬだろう！ハハハッ…」

悪い魔法使いが去った後、まだ贈り物をしていなかった雄也という魔法使いが言いました。

F64「姫様は死ぬのではなく、眠りにつくだけです。百年の眠りの後、運命の王子様のキスによって目覚めるでしょう。」

王様はそれでも納得いかず、国中の糸車を燃やしました。

お姫様は立派に成長し、ついに16歳の誕生日を迎えました。

また祝宴が催されましたが、皆に笑顔はありませんでした。

そして祝宴が終わり、姫がお城から出たときのこと。

「久しぶりやな、姫様。」

『誰なの？』

G6「俺は魔法使いの勇人。姫様を殺しに来たんや。」

(謎に関西弁の)魔法使いは、お姫様に杖を向け、殺そうとしました。

しかし、その場にいたのは二人だけではありませんでした。

F64「姫様に何をするのです？さっさと離れてください。あなたなんかに触れさせはしない。」

G30「姫様は渡しませんよ。この方が死ぬのはもっと先です。」

Ys5「帰れ。でないと一生後悔するぞ。」

3人の魔法使いが勇人に立ち向かいました。