● 迷子 # 1 ページ37
･
重岡 side
今日は久々に7人全員で外ロケ
撮影と撮影の間に少し空き時間ができてもうて、
A｢ 暇やしちょっとそこらへんフラッとしてこようかな。開始何時から? ｣
重岡｢ えーっと、14時半からやって ｣
A｢ じゃあ、10分ぐらいには戻ってくるわ ｣
重岡｢ 遅れんなよ ｣
A｢ わかってるって ｣
と言ってAがどっか行ってからしばらく経って
ただいまの時間14時25分
重岡｢ 全然帰って来ぉへんやんけ ｣
神山｢ ちゃんと戻ってくる言うてたんやろ? ｣
�霤�｢ ちょお俺、探し行こか? ｣
藤井｢ 迷ってるとかない? ｣
中間｢ Aに限ってそんなことないやろ ｣
みんながソワソワし始めた頃
桐山｢ あれAちゃう? ｣
小瀧｢ ほんまや!! ｣
A｢ ごめん遅なった…ギリセーフ? ｣
中間｢ セーフ言うたらセーフやけど…… ｣
中間｢ その子、どうしたん? ｣
淳太が指差したのはAと手を繋いだ小さな男の子
A｢ お母さんとはぐれて迷子になってもうたみたいで、泣いてたから放っておかれへんくて… ｣
A｢ 最初はお店の店員さんに預けとこうって思ったんやけど、全然手ぇ離してくれへんねん… ｣
�霤�｢ そやからギリまでその子のお母さんのこと探してたんや ｣
A｢ そういうこと… ｣
小瀧｢ めっちゃガッチリAの手ぇ握ってるな ｣
重岡｢ めっちゃ懐いてるやん ｣
A｢ ほんまは迷惑かけへんように黙って隠しておくつもりやってんけど、これは無理やな ｣
桐山｢ こうなったら俺らも手伝わんとなぁっ ｣
中間｢ ほんなら俺、撮影時間ちょっと調整できひんか聞いてくるわ ｣
A｢ ほんまありがとぉ…よかったな? ｣
そうAが聞くと、コクンと頷く男の子
▷
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1489人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ワカナ。 | 作成日時：2019年3月3日 21時
