35話 ページ37
Aside
腹を満たしたあとは街の散策！
綺麗に咲いてる桜や、初めて見る物全てに反応して、写真を撮っていた私を空くんもパイモンちゃんも呆れる様子もなく見守っていてくれた
まるでこれじゃ、私の方が子供みたいだな……
うん、まあお兄ちゃんに甘やかされて育って来たし…仕方ないよね！？
パイモン「ん？あれ、綾華じゃないか？」
パイモンちゃんがそう言って向いた方には、綺麗な水色の髪を揺らす女の子が店前に立っていた
パイモンちゃんも空くんもそちらに向かって行くので、後ろからそれを追いかける
パイモン「綾華ー！」
？「旅人さんにパイモンさん、お久しぶりですね
そちらの方は……」
『初めまして、Aって言います』
そう挨拶すると、彼女はまだ少し幼さの残った笑みで自己紹介をしてくれた
？「初めまして、私は神里綾華と申します」
神里、その苗字はいくら稲妻の知識がない人でもわかるのではないだろうか
神里家、九条家、柊家…この御三家の内の１つ
稲妻の神事と文芸娯楽を管理する社奉行、神里家
万葉くんからも、話は聞いていた
兄妹で社奉行の業務をしており、妹君の方は"白鷺の姫君"として、兄よりも民たちに親しまれている、と
まさか私と同じ、年端も行かぬ少女がそんな責務を……
綾華「あの……私は何か失礼なことをしてしまっていましたか…？」
私がそんなことを考えていたからか、彼女はそんなことを聞いてきた
『ぇ、いやいや！ち、違くて…その…
私と同じぐらいの年齢の子が…重大な仕事に取り組んでるんだなぁって考えてると…
その、不安っていうか……もう少し楽しんでほしい、みたいな……私がこんな立場から言えることじゃないんですけどね』
そこまで少々早口で言うと、目の前の彼女は一瞬キョトン、と顔をさせた後に
また可愛らしく微笑んだ
綾華「私のことを心配してくださっていたんですね
ふふ、ありがとうございます
……そ、その…よろしければ、友人、として接していただけませんか？
お恥ずかしいことに、友人という関係の人が…少なくて」
最後の方になるにつれて顔を少々紅く染め、声も小さくなっていく彼女がとても可愛くて可愛くて……
『…うんっ
私で良ければ友達として接させてね、綾華ちゃん』
そう言って手を握ればパッと顔を上げ、伏せがちだった目を私に向けた彼女は
初めての稲妻での女の子の友達だった
パイモン「オイラたち完全に空気みたいだな……」
空「(…羨ましいな)」
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猫(°▽°)(プロフ) - 刹龍さん» 返信が遅くなってしまいすいません(＞人＜;)綾人お兄様めっちゃいいですよね！！！絡ませる予定ありありなので待っててください！！リクありがとうございます！！ (2023年3月28日 7時) (
レス) id: 9b92b13f17 (このIDを非表示/違反報告)
刹龍(プロフ) - 初コメ失礼致します！！私稲妻のキャラでは神里綾人若様が一番好きでして、なかなか外へは出てこられないレアキャラですがだからこそ絡みが見たいです！！ (2023年2月26日 4時) (レス) @page38 id: ff7fd9ef07 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» そう言っていただけて嬉しい限りです…！！！リクエストまたお待ちしてます！ (2023年1月5日 8時) (レス) @page31 id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
けーと(プロフ) - 猫(°▽°)さん» めっちゃ可愛かったです‼️ありがとうございます！🥰 (2023年1月4日 23時) (レス) @page31 id: 88e9d7aad0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» けーとさんリクありがとうございます！！！！胡桃との絡みですね！絶対可愛い……素敵なリクをありがとうございます…（泣）更新は少し遅くなってしまいますが…楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2022年11月7日 22時) (レス) id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫(°▽°) | 作成日時：2022年9月7日 17時
