32話 ページ34
Aside
それから数分後、北斗さん？の船が来たようで、空くんに手を引かれながら船へと足を進める
一定の距離まで行くと、パッと手を離されてしまった
？と、空くんの方を見ると、少し耳が赤くなっているようだった
なんかしちゃったかなぁ、と思いつつ、パイモンちゃんの声に耳を傾ける
パイモン「おーい！万葉〜！！」
万葉、と呼ばれた男の子は船の上からコチラに手を振っていた
少しして、完全に船が港へ到着し、みんなが船から降りて来た
北斗「この間ぶりだな！」
パイモン「おう！」
万葉「そちらが、前に話していた
と、指摘されたのはきっと私なのだろう
"前に話していた"という点で嬉しくなってしまった私は、きっと末期ではない、と信じよう…
『はじめまして！Aって言います』
右手を前に出すと、それにきちんと応えてくれた
万葉「拙者は楓原万葉と申す
旅人から話を聞いていて、気になっていたのでござる」
北斗「アタシは北斗だ、よろしくな、A」
と、北斗さんに右手を差し出されたので、今度は私が応える
『はいっよろしくお願いしますね、北斗さん！』
出発するのも早く、明日の朝に出発する、との事だった
夜は鍾離さんや胡桃、お兄ちゃんたちと食べて、たくさんお話しをした
今度の海灯祭には来ないの？と胡桃に聞かれたため、"こっちに来れそうだったら来るね"と返事をする
実は海灯祭に参加したいなぁと思っていたため、
またすぐ帰ってくることになりそうだ、のその日を想像した
夜はやはり、中々寝付けなくて、お兄ちゃんに寝かしつけられてしまった
相変わらず、兄の声は安心する……たまーに胡散臭く聞こえるけど……
そして翌朝
タルタリヤ「いつでも来なよ？
近況報告とか、随時送ってね」
最後におでこにキスを落とされたので、私はお兄ちゃんの頬に触れるだけのキスをしておいた
"いってきまーす！"とその後すぐ出て来たが、ドアの向こうで何か大きな音が聞こえたのは……んま、気のせいだよね！
『あ、空くんにパイモンちゃん！
おはよう〜！ごめんね、待たせちゃった？』
空「おはよう
俺もパイモンも今来たところだから大丈夫だよ」
サラッとイケメン言動をする空くんを横目に食べ物のことを考えているパイモンちゃんが可愛かった()
そんなパイモンちゃんが"早く行くぞー！"と船に乗り込んで行く
『…私たちも乗ろっか』
今度は私が、彼の手を引く番になったのだった
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猫(°▽°)(プロフ) - 刹龍さん» 返信が遅くなってしまいすいません(＞人＜;)綾人お兄様めっちゃいいですよね！！！絡ませる予定ありありなので待っててください！！リクありがとうございます！！ (2023年3月28日 7時) (
レス) id: 9b92b13f17 (このIDを非表示/違反報告)
刹龍(プロフ) - 初コメ失礼致します！！私稲妻のキャラでは神里綾人若様が一番好きでして、なかなか外へは出てこられないレアキャラですがだからこそ絡みが見たいです！！ (2023年2月26日 4時) (レス) @page38 id: ff7fd9ef07 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» そう言っていただけて嬉しい限りです…！！！リクエストまたお待ちしてます！ (2023年1月5日 8時) (レス) @page31 id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
けーと(プロフ) - 猫(°▽°)さん» めっちゃ可愛かったです‼️ありがとうございます！🥰 (2023年1月4日 23時) (レス) @page31 id: 88e9d7aad0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» けーとさんリクありがとうございます！！！！胡桃との絡みですね！絶対可愛い……素敵なリクをありがとうございます…（泣）更新は少し遅くなってしまいますが…楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2022年11月7日 22時) (レス) id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫(°▽°) | 作成日時：2022年9月7日 17時
