30話 ページ32
Aside
あれから七七ちゃんと遊びまくり、胡桃と遊ぶ時間になったのでお別れをした
最後まで可愛らしくて、また遊ぼうね、だなんて約束まで交わしてしまった
稲妻に行けば新しい出会いが待っているのも分かるけれど、またこうやって別れてしまうのは、少し辛いなぁと考えながら、前方で手を大きく振る胡桃に手を振り返す
胡桃「A〜！なーんか浮かない顔してるけど、考え事？
私は君の親友なんだからさ、頼ってほしいなぁ〜なんて？」
そんなふうに手を握って来た胡桃に"ありがと、じゃあ親友ちゃんに聞いてもらっちゃおうかな"と微笑み返す
少し璃月の街を離れた、璃月港を一望できる場所に私と胡桃は座った
璃月港を眺めながら、ポツポツと話を始める
『実はさ、少し…寂しくて
次空くんたちが帰ってきて、稲妻に行くって言ったらついて行こうと思うんだよ
それはもちろん、私が決めたことで、お兄ちゃんも良いよって言ってくれたんだ』
胡桃は私の話をいつも通りに聞いてくれる
こう言う時に聞き上手なのは、反則だなぁ
だって、もっと話したくなってしまうんだもの
『だから……胡桃たちとも、しばらく会えなくなっちゃう
空くんたちが他の国に行くって言っても、少し稲妻に長めに滞在しようと思うからさ
それが、寂しくって、後何回ここに来れるんだろうなぁって』
胡桃はそこでようやく私の方を向いた
彼女の瞳は私をジッと捉えていて、どこか優しげな雰囲気を纏っている
胡桃「そんなの、後何回でも来れるんじゃないの？」
その言葉に思わず目を丸くした
彼女は私の手をしっかり握り、笑いながらこう言った
胡桃「だってさ、どこに行くのも、誰と話すのも、ぜーんぶA次第じゃん！
意外とAって抜けてるのかなぁ……そーんなところも好きだけどね！」
その言葉は私の心の何処かにあった扉を開けるような、止まっていた小さな歯車を回したような……そんな感じがした
気付けば涙が出ていたようで、胡桃はいつもと少し違う優しい微笑みを見せて涙を拭ってくれた
『そっか……そんな簡単なこと、だったんだね』
胡桃「うん、そうだよ
だから…稲妻に行って、帰って来て…また一緒に遊ぼ！」
その言葉に私は
『うんっ』
今日1番の笑顔で応えた
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猫(°▽°)(プロフ) - 刹龍さん» 返信が遅くなってしまいすいません(＞人＜;)綾人お兄様めっちゃいいですよね！！！絡ませる予定ありありなので待っててください！！リクありがとうございます！！ (2023年3月28日 7時) (
レス) id: 9b92b13f17 (このIDを非表示/違反報告)
刹龍(プロフ) - 初コメ失礼致します！！私稲妻のキャラでは神里綾人若様が一番好きでして、なかなか外へは出てこられないレアキャラですがだからこそ絡みが見たいです！！ (2023年2月26日 4時) (レス) @page38 id: ff7fd9ef07 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» そう言っていただけて嬉しい限りです…！！！リクエストまたお待ちしてます！ (2023年1月5日 8時) (レス) @page31 id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
けーと(プロフ) - 猫(°▽°)さん» めっちゃ可愛かったです‼️ありがとうございます！🥰 (2023年1月4日 23時) (レス) @page31 id: 88e9d7aad0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» けーとさんリクありがとうございます！！！！胡桃との絡みですね！絶対可愛い……素敵なリクをありがとうございます…（泣）更新は少し遅くなってしまいますが…楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2022年11月7日 22時) (レス) id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫(°▽°) | 作成日時：2022年9月7日 17時
