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結局グダグダ。
いつもの居酒屋に行くことにした。
岸「そういえば、お前らの秘密教えろよ。」
ほどよく酔いが回ってきたころ。
私の右横に座った岸くんが。
廉「だからそんなんじゃないっすから。」
テーブルを挟んで向かい側に座る
永瀬くんが笑う。
「そうだよ。永瀬くんがね、
ご褒美が欲しいって言うから、決めたかな？って。」
岸「ご褒美！？なんのだよ。」
「だからー、頑張ったご褒美。」
岸「はあ？俺だって頑張ってるし。」
「え？もしかして岸くんも
ご褒美欲しいの？笑」
いじけたように言うから、
からかって言ったつもりだったのに。
岸「…俺だって欲しいし。」
しょぼんとしてそんなこと言う。
「ふふ、岸くん飲みすぎ。笑」
廉「そうっすよ。顔真っ赤やし。」
岸「るせっ。」
岸くんがプイッと顔を背けてしまった。
悪いことしたなあ、と思ったのと、
思考回路がフワフワになっていたこともあり
自然と、永瀬くんにバレないように
テーブルの下で岸くんの手を握っていた。
岸くんは、バレないようにするためか、
そのあともいつもより
口数が少なかった。
.
「あ、永瀬くん。どうしたの？」
友達から電話がかかってきたから
外に出て、電話をし終わって
お店に戻ろうとしたとき
ちょうど永瀬くんが外に出てきた。
廉「……」
「ご褒美、結局どうしたんだっけ？」
何も言わない永瀬くんに、
軽い気持ちで聞いたら。
急に、私を、覆うように抱きしめる永瀬くん。
廉「西条さんがええ。」
「…ん？」
廉「西条さんが欲しい。」
「…えっと…そのことならもう少し待って…」
戸惑う私を、
永瀬くんはもっと強く抱きしめた。
「永瀬くん…ここ、外だから…」
廉「嫌や。離さへん。」
「ちょ、重い…」
胸を押して、無理やり離すと
子犬みたいな目で私を見つめてくる。
廉「俺じゃ、あかん？」
「…もしかして、お酒飲んだの…？」
廉「…岸さんのと間違えて、少し。」
岸くんのって、確か
結構強いウイスキー…
目がトロンのしてたから、やっぱりか…
そんなこと考えてたら。
廉「…眠い。」
また私に抱きついて
目を閉じてしまった。
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ゆもちゃ。(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！( >ω< ) (2018年5月28日 18時) (
レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - くるみさん» 嬉しいです！ぎりぎりまでこじらせていきたいと思ってますのでお付き合いください（＾_＾）笑 (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ししまるさん» ありがとうございます！頑張ります！(p`･ω･´q) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ちょなつさん» ありがとうございます！嬉しいです(´∀`) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
あや - このお話大好きです！とても面白いです\(*´▽`*)/更新待ってます！ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 05ff465bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも。
| 作成日時：2018年5月4日 8時
